僕の詩集No.1415【 早 起 き 】

　　　早 起 き

　　　　　　にのみや　あきら

早朝の空気は
美味しい
薄暮の空気は
苦い
どうせ味わうなら
美味しい方がいい
そのためには
早起きをすること
『早起きは三文の徳』
『犬も歩けば棒に当たる』
などと言われるように
早く起きれば
都会でも
鳥の鳴き声が聴ける
眩しい朝の太陽の光を
思いっ切り
浴びることができる

生きている実感を味わい
生きている喜びを感じたいなら
早起きをすること
そして自然を
思いっ切り満喫すること