僕の詩集

読みやすく解かりやすい詩です。
人間・人生・生きるをテーマに、新作を、一日一篇、投稿しております。是非、ご覧ください。

僕の詩の解説No.694【 敗 戦 】

2017-05-09 10:41:27 | 詩の解説
  (再掲載)

 僕の詩集 No.694
  1995.9.10.作

【 終 戦 】

     にのみや あきら

大人しかった人たちが
    急に威嚇めいてきた
どこに隠しておいたのか
   日章旗ににせた国旗を
昨日まで路地裏で小さく
   なっていた子供たちが
腰のまわりに何本も差し
胸を反らせて闊歩した


この国は俺たちのものだ!
日本人は自分の国へ帰れ!
これからは俺たちが大将だ!


勝ち誇った韓国人の変身ぶり
ロシア兵の残忍さ
アメリカ軍の不気味さを
   深刻に話し合う親たち
その影で、事の重大さが
     解っていない僕は
閉鎖された学校へは行けず
友達とも遊べず
腑に落ちない不安を抱いて
空虚な時を過ごした


女子供は外出してはならない


チョコレートを持った
       アメリカ兵が
戦車で街に侵入し
怪獣の行進で威嚇した
誰が主催したのか
お別れ会の劇の配役を
       口伝てに聞く
だが両親の反対でうやむやに     葬られてしまった
僕の役は誰が演じて
      くれたのだろう
その後の様子は遂に
      耳にしなかった
お別れ会は流れてしまったに         違いない


命を駆け
誰のために
何をなすためにこの国へ
        渡ったのか
あれから七十年
顔も名前も色褪せた
        同胞たちは
本土のどこへ散って
    どんな暮らしを
     しているのだろう
今頃、幸せそう孫を
      抱いているのか
それともすでに大地に帰り
天国で夢心地に浸かって
    いるのかもしれない
そんなあなたたちと
   もう永遠に会う事も
    なくなってしまった
いずれにしても
無慈悲に祖国へ追われた
   あなたたちの役目は
      終った


僕もこんな懐古に耽る
       年齢になった
だがあの国で経験した
     あの不安や恐怖は
あの悪夢は
僕の脳裏に鮮明に焼きつき
永遠に色褪せる事は
        ないだろう


 NO.694【 終 戦 】の解説

 私は、終戦を京城 (ソウル) で迎えました。その時の状況を述べた詩です。日本に支配されていた朝鮮人が、子供までが威張りだし、恐怖を感じました。あまりの恐ろしさに、外出も出来ませんでした。
 落ち着いて本土 (日本) へ帰った人たちの様子も書きました。
 父は、電気技術者として朝鮮に赴任しており、現在の北朝鮮でダム建設に携わったようです。朝鮮戦争で、アメリカ軍が、そのダムを攻撃、破壊したのを知って、父は、大変怒り悲しんでおりました。
 皆さんが何のために朝鮮に渡ったのか、幼い私には分かりませんでしたが、その辺は、想像で書かせてもらいました。
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僕の詩の解説No.693【 神 】

2017-05-09 10:16:17 | 詩の解説
  (再掲載)

 僕の詩集 No.693
  1995.11.24.作

【 神 】

     にのみや あきら

神は

心の中にいる

虚空を頼らず

心身を鍛えろ

心身を磨け

強い神が

自然に

心に宿る


 NO.693【 神 】の解説

 この作品は、人間、神に頼らず、自分を鍛え磨いて、逆に、神を引き付けなさい、と言う詩です。
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僕の詩の解説No.692【 決まりのない季節 】

2017-05-09 10:05:45 | 詩の解説
  (再掲載)

 僕の詩集 No.692
  2001.5.29.作

【 決まりのない季節 】

     にのみや あきら

夏が終わり秋へ向かう

時間の中で迷う季節

今は春

いつから誰が決めたのか

夏が終われば秋

冬が終われば春

私の中で

時のない季節が

秋から夏へ

春から冬へ

流れて行く

時のない季節が

大地から大空へ

大地から宇宙へ

去って行く


NO.692.【 決まりのない季         節】の解説

 この作品は、季節の決まった流れに疑問を持ち、創った詩です。季節もこれまでの順番ではなく、不変なものだったら面白いだろうなと思い、題名を「決まりのない季節」にしました。
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僕の詩集No.1308【 生きる 13 】

2017-05-09 09:50:03 | 
【 生きる 13 】

     にのみや あきら

「今日は、良い一日だった」
そう言えるように
生きたいものだ
一日一日が
貴重な時間
どうせ生きるなら
良い日が多いい方がいい
意義のない日に
ならないようにしたい
意義のない日など
捨ててしまおう
良い一日になるよう
仕事に打ち込み
趣味でも楽しむ
そのように充実した
生き方をするのは
大変なようで
以外に簡単
好きなことをする
好きな人に会う
世の中に
解決方法は
いっぱい転がっている
問題は
そう行動する
意志があるかないかだ
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