( サンデーモーニングで 昨年世界の平均気温がパリ協定の目標1.5℃を超えた! と伝えました。 )
GWに入って 青空に泳ぐ鯉のぼりは気持ちがいい と言いたいのですが 高知は雨の日が多く 晴れている時は風も無く
鯉のぼりもションボリ !? という感じ・・。高知は日照時間も長いですが 雨も2500mm/ 年と多い地域です。昨日も
お城当番(ボランティアガイド)でしたが 結構強い雨で 観光客も少なく期待外れの旗日でした。GW後半は晴れて暑く
なるようですが 私たちにはGWは全く関係ないな~・・というところです。
2023年 世界の平均気温が観測史上初めて年平均で産業革命、工業の発達以前に比べて1.5°以上上昇したということを
欧州連合の気候機関が明らかにした。( 1850年の統計開始以来で最高の高温を記録) 1年の数字だけで パリ協定の
目標が潰えたことにならないが 世界の気温が長期的にパリ協定の目標を超過し続ける状況が近づきつつある。既に国際
社会が掲げた温暖化対策の目標をオーバーし 地球が危ない! 人類存亡の危機 !とまで 様々な識者の発言があった。
最近温暖化や気候変動という言葉は色々に聞きますが。 必ずしも適切な言葉とは言えなくなりました。 温暖化ではなく
『亜熱帯化』であったり 気候変動というより『気候危機、気候崩壊』です。丁度円安が 最近 『円弱』 と言われる
ようになったのと同じです。国際社会は温暖化への取り組みを30年前に始めましたが、先進国だけでなく開発途上国での
二酸化炭素排出量も増加し その後の事態は悪化するばかりです。北極圏の氷の融解が止まらない臨界点が近づいている。
今私たちが注意すべきは気候崩壊です。夏日とか熱中症は気になっても より広範囲により遠い所で起こっている気候崩壊
に気付くのは難しい。今日、明日の目先の問題でないと どうしても関心が薄くなる。ですが既に人間の健康や安全に深刻
な影響を与えつつあります。『 たった1.5°の上昇が一年続いただけで何が起こったか? 世界中で 洪水や間伐、熱波、
森林火災が起きた。 』 気温上昇による影響として最もわかりやすい例は、異常気象の増加です。
気候が崩壊するというのはどういうことでしょう? これは地球全体のグローバルな問題です。もうすでに起こっている、
そして これからも起こるかもしれないリスクです。かつ他の問題に比べて 気候状況は悪化し続けています。未だ人類が
解決出来ないでいる問題で 世界の二酸化炭素の濃度は工業化以前に比べて50%増加しています。地球の気温は長期的に
上がり続けています。北極圏は一層温暖化が進んでいます。私たちの周りで起こる 洪水や干ばつ等異常気象の3分の2は
気候変動の影響があります。
国連の気候変動に関する政府間パネルIPCCは、人類が以前ならば10年に 1回発生するような極端な猛暑は、気温が1.5°
上昇した場合には10年に約4回。 2度の場合は約5、6回に増える恐れがあると指摘しています。さらに、産業革命以前に
比べて平均気温が4度上昇した場合は 極端な猛暑が発生する頻度は10年に9回まで高まる可能性も 示唆されています。
大昔の気候変動は自然的原因によって起こってきたのに対し、現在の気候変動は人間活動の結果として起こっているという
ことです。私たちは4月に既に夏日を体験しています。救急車のサイレンが一層大きいです。 熱中症に気をつけねばと
思います。更に次の世代の為にも その先に来る事態も併せ考えたいですね。
TVから撮ったので写りが悪いですが 北極圏の気温上昇が激しく北海道近くの水温も異常な高さ。)
現在の対策目標を達成しても 地球の気温は1.8℃上昇。 達成されないままでは更なる上昇が !
世界の年間平均気温の変化。2000年頃から急激に上昇 !
アママリリス 色や形もすこしづつ違う・・。
ナデシコも 今満開 !
グーグルレンズでは オオベニウツギ と出てきます。
今あちこちで見る 昼咲月見草(ひるさきつきみそう) 少し言葉に矛盾が ?
紫蘭(しらん)も今盛りです。
ジャーマンアイリス。 又はドイツあやめ。 厳密には アイリスとアヤメは違うようですが・・。
ボタンですね。葉に切り込みがあります。 元々芍薬(しゃくやく)との違いは木と草の違いとか ?
アヤメと菖蒲(しょうぶ) カキツバタの違いも ややこしいですね、 皆アヤメ科です。
ニオイバンマツリです。 やはり今の季節 あちこちで見ます。
セネッティ と言うそうです。 勿論菊科です。 道路にまで広がって咲いていました。
写真が遅くなりましたが もう2週間も前の春野の田です。