たわごと、独り言

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叔父を囲む会

2012年08月01日 23時10分22秒 | 雑記
父の命日 家族揃ってお墓参りする予定を立てていたところ

その日 京都の叔父が上京 先日亡くなった叔母のお墓の話をしにお寺へ行くとのこと

ならばお寺で落ち合って会いましょうと言う話から

父方の従兄弟たちが集合しての「叔父を囲む会」へと話が大きくなって行きました


結局 九州在住のいとこ2人を除く11人とその子供達3人 叔父と母〈叔父からすれば義姉さん〉と総勢16人が一堂に会しました

何十年ぶりかで会ういとこもおり「誰だっけ」と名前と顔も一致しない

でもやはり血は争えず すぐ昔話に花が咲きます


久しぶりに会う叔父は一回りも小さくなった気がします

6月突然の叔母の死 その半月前には息子のお嫁さんも亡くなり 相次ぐ不幸に叔父もガックリ来てしまった感じです

特に今回の上京は 叔母のお墓の問題です

長男が亡くなった妻のお墓を京都に設け そこに母親も入れたいと父親を説得した次第

叔父は 東京のお墓には特に思い入れが強く

わたしの父が亡くなった際にも 他のお墓に入れるつもりの母をなにがなんでもと半ば強引にこちらのお墓に入れた経緯があります

母にすれば分骨という妥協策で納得させられただけに面白くない気持ちでいっぱいですが

叔父の立場になれば 本当は東京のお墓に固執する気持ちは強くても

もう息子の代になった以上自分だけこちらのお墓という訳にもいかないのでしぶしぶ息子に従った様です

その辺の話をお寺としに来た訳で なおのこと叔父が小さく見えた筈です


これだけ大勢のいとこが集まったのですから ついでにという訳ではありませんがお墓の話になりました

東京の一等地にあるお墓 S家の誇りというか象徴のようなもので 母もその辺でさんざん苦労したようですが

お寺の方から「共同で使うのはおかしい」とクレームがついたそうです

私自身父を埋葬するときに「なんで三男の父がこのお墓に入るのかしら」と不思議に思いましたが

このお墓は先祖代々という訳ではなく祖父個人のお墓だと言うことが判明

従ってその子供の代までは埋葬が許されるが そこから下までは許されないとのことです


本家長男である従兄の話に一同納得 皆それぞれ墓を持つことに同意しました

これからこのお墓に入れるのは 叔父と母だけになるのですが

叔父は京都に墓を持つし 母ははなから入る気はない

これからは本家だけが使えると言う形になります


一人 独身の従姉が寂しそうにつぶやきました

「私 母と一緒のお墓に入りたかったのよね」 父親を亡くした後二人の弟を一人前にし母親の最期を看取った従姉

特例として従姉だけでも一緒のお墓に入れてもらえればいいのに  つくづく思いました

これからこういう事例は多くなるでしょうね

独身の子供が入れるお墓が無いなんて 高齢化 独身化の進むこれから考えなければならない大きな問題です


叔父の持ってきてくれた古い写真に 盛り上がりました

京都時代一緒に暮らしていたのでわたしの写真もたくさんあり 見たことない古い写真に悶絶

恥ずかしいよ~ 恥ずかしすぎる


お墓参りも済ませて帰路につきましたが

今年は大勢だったので「レ・シュー」でのお食事とは行かなかったのが心残りでした

また別の機会にね

コメント
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