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梅雨になると体調悪化、足がクサイ人は要注意!

2014年06月16日 | 健康情報

薬膳は外食でもコンビニでも実践可能! 

どんなに多忙な人でも実践できる「ゆる薬膳」。生薬は不要です。なおかつ、

料理を作らなくても、外食で実践可能。自分にとって必要な食材が入った

メニューを選べばOK。ランチでも居酒屋でも賢く食材を意識してチョイス

すれば大丈夫。コンビニのお惣菜や、買ってきたお弁当、缶詰でも構いません。

体臭撃退にはタイプ別の対策が必要
梅雨にニオイを放ちやすい「水分過剰タイプ」

薬膳的「デオドランド」は、タイプ別の食養生が必要です。

大きくは3つのタイプ、「水分過剰タイプ」「熱タイプ」「血行不良タイプ」

に分かれます。それぞれのタイプにあった食材を取り入れることが大切!

【水分過剰タイプ】
□ 胃がもたれやすい
□ 身体や頭が重だるい
□ 口がねばる
□ めまい、吐き気がする
□ 下痢、軟便気味
□ 痰が多い
□ むくみやすい
□ 肥満気味
□ じんましんができやすい
□ 舌にネバネバした苔がつき、むくんで大きく、ふちどりに歯の跡がついている

もし半数以上あてはまれば、あなたは水分過剰が原因で体臭を引き起こす

タイプ。中医学では「痰湿」といわれる状態です。「湿」とは体内にこもった

余分な水分。そして「痰」とは湿が長く停滞してしまうことによってできる、

粘度が高い物質。

水分過剰タイプは新陳代謝が悪く、余分な水分ばかりか脂肪もためこみやすく

肥満気味。いわゆる「水太り」しやすい傾向があります。

ふだんから、むくみやすく、身体や手足が重だるい、頭がどんよりと重た

かったり、過剰な水分が消化・吸収能力を低下させるため、胃もたれ、

吐き気やめまいといったトラブルが多いのも特徴。

コレステロール、中性脂肪も高く、高脂血症、糖尿病になりやすい体質です。
 
湿は重く沈む性質があるため、下半身にトラブルが出現しがち。下痢、軟便と

いった傾向があります。また、このタイプは足が蒸れやすく、水虫になり

やすい体質。体臭ばかりか、足のニオイも強くなりがちなのです!  

【おすすめの食材】

■豆類(大豆、枝豆、ソラマメ、グリーンピースなど)

豆類は中医学で、水分代謝をつかさどる「脾」とよばれる臓器の機能を高めて、体内の湿気を払うのに役立つ食材。

【コンビニ】大豆の煮物、冷凍枝豆、ビーンズサラダ
【外食/居酒屋】枝豆、ゆでソラマメ、さやいんげんの胡麻和え、豆苗の炒めもの

■緑豆もやし/緑豆はるさめ

原料となる「緑豆」は、身体の余分な熱を冷まし尿の排出を高める効果があります。解毒効果にも優れ、口内炎や吹き出もの、二日酔いにもおすすめ。

【コンビニ】春雨サラダ、カップ春雨スープ
【外食/居酒屋】もやしナムル、もやし炒め、麻婆春雨

■とうもろこし

意外ですが、利尿効果絶大な食材。消化吸収能力をアップして、胃の不調や疲労を解消する効果もあります。また血圧、血糖値低下にも役立ち、高い利尿作用で結石を出す効果も! 

【コンビニ】コーンサラダ、コーン缶
【居酒屋/外食】焼きとうもろこし、バターコーン

■海藻類(昆布、わかめ、のり、ひじき、もずくなど)

海藻類は水分代謝を高め、老廃物を排泄する効果が高く、水分過剰タイプにはぜひ、毎日取り入れてほしい食材。アンチエイジング効果も高く、白髪、増毛にも効果絶大。

【コンビニ】わかめのカップみそ汁、カップわかめスープ、ひじきの煮物、韓国のり、塩昆布、おしゃぶり昆布、茎わかめ、のりのつくだ煮、ところてん
【居酒屋/外食】わかめの酢のもの、もずく酢、わかめそば

■アサリ

利尿作用が高く、解毒効果に優れた「デトックス」食材。肝機能を高め、二日酔いにも役立ちます。気分の落ち込み、うつ、不眠にもよい「心にも効く」うれしいシーフード。

【コンビニ】アサリの味噌汁、ボンゴレパスタ
【居酒屋/外食】アサリの酒蒸し

■とうがん

皮とタネの部分は利尿の生薬として使われるほど、優れた水分排出効果のある食材。水太り対策にもよく、身体の余分な熱を冷ますので、これからの季節、夏バテにもおすすめ。尿道炎、糖尿病にもよい食材です。

【居酒屋/外食】とうがんの煮物

■アスパラガス

身体にこもった余分な熱を冷ますとともに、利尿を促す食材。消化吸収を高め、疲労回復にも役立つとともに、尿道炎、高血圧にもおすすめです。

【居酒屋/外食】ゆでアスパラ、アスパラガスの炒めもの

「ドM食い」は禁物!汗をかいて代謝アップ

今回ご紹介した除湿食材を取り入れることももちろん大切ですが、自らを汁ダク

にする「ドM食い」な食生活を改めることも大切。肉、揚げもの、脂っこい

ものは控えめに。味付けが濃い料理もなるだけ控えましょう。

甘いものも、身体に余分な湿気をためこむ原因になるので、取り過ぎに注意。

酒量を抑え、休肝日を設け、水分の過剰摂取も禁物です。また、適度な運動で

汗をかき、余分な水分や老廃物を排出することがおすすめです。

 

(2014年6月16日 DIAMOND on line)

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