心筋梗塞(こうそく)など循環器疾患の予防には、日本人の場合、肥満に重点を置いた
メタボリック症候群対策より、高血圧への対策が重要だとする研究を、厚生労働省研究班
(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が16日発表した。
40-69歳の男女約2万3000人を約11年追跡した疫学調査の結果、高血圧が原因で
発症したと推定される循環器疾患がかなりの割合で存在した上、肥満でなくても高血圧や
高血糖といった他のメタボ関連要因があると、心筋梗塞などの発症リスクがあることが
分かった。
日本の現行のメタボ診断は、腹囲のサイズの大きさが基準になっているため、研究班は
「肥満でない人のリスクが見落とされる可能性がある」と指摘。
調査によると、追跡期間中に心筋梗塞や脳梗塞を発症した人のうち、
男性48%、女性45%は高血圧が原因と推定された。
(2009年4月16日 産経新聞)
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メタボリック症候群対策より、高血圧への対策が重要だとする研究を、厚生労働省研究班
(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が16日発表した。
40-69歳の男女約2万3000人を約11年追跡した疫学調査の結果、高血圧が原因で
発症したと推定される循環器疾患がかなりの割合で存在した上、肥満でなくても高血圧や
高血糖といった他のメタボ関連要因があると、心筋梗塞などの発症リスクがあることが
分かった。
日本の現行のメタボ診断は、腹囲のサイズの大きさが基準になっているため、研究班は
「肥満でない人のリスクが見落とされる可能性がある」と指摘。
調査によると、追跡期間中に心筋梗塞や脳梗塞を発症した人のうち、
男性48%、女性45%は高血圧が原因と推定された。
(2009年4月16日 産経新聞)
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