100-8081 CINEMA

感想はあくまで参考ってことで。

アダプテーション

2005-11-24 00:52:22 | コメディ
[あらすじ]
脚本家チャーリー・カウフマンは「マルコヴィッチの穴」の成功で、一躍次回作を期待される存在となった。そんな彼のもとにある日、仕事の依頼が舞い込んでくる。それは、作家スーザン・オーリアンがフロリダで蘭を不法採集した栽培家ジョン・ラロシュを描いたノンフィクション『蘭に魅せられた男 驚くべき蘭コレクターの世界』の脚色。だが、チャーリーはさっそく作業を始めるものの、全然アイデアがまとまらず悶々とした日々が続く。一方、彼とは対照的に陽気な双子の弟ドナルドも脚本家めざして養成セミナーに通い始め、あっという間に脚本家デビューを果たす…。


「マルコヴィッチの穴」以外の予備知識無しで見たので、不思議な作品でした。でも「マルコ~」よりおもしろかったかなぁ。あれより奇抜さはなくて、結構じれったくて淡々としてるんだけど。ニコラス・ケイジの双子の演技には、最初「彼はきっと二人なんじゃなくて、二つ人格が居るんだ!」とかサイコサスペンスばりの予想をしてたけど、普通に双子でした(笑)なんだよーおい。まあ、脚本家の頭の中は垣間見れた気がしないでもない。うん。
けど、「蘭の栽培家ジョン・ラロシュとそれの作家の話を映画化する」ってのがもしも(あくまで"もしも")本題だったら、意外とおもしろい表現してる作品だなぁとも思わないでもない。だって、そんな話、普通におもしろくないもん。
なので、すごい脚本を思いつく脚本家だなぁと素直に感動。
おかしくなっていく、メリル・ストリープもよかったです。
しかし、これはコメディなんだろうか…疑問。ヒューマンドラマだよなぁ。





監督:スパイク・ジョーンズ
脚本:チャーリー・カウフマン
出演者:ニコラス・ケイジ 、メリル・ストリープ 、クリス・クーパー

2002年アメリカ

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