6/29(土)、新潟絵屋「本間裕介写真展 鎧潟をさがす旅」を見に行ってきました。
本間裕介さんは、ネイチャーアクアリウム作家で写真家の天野尚さんの制作助手を、天野さんが亡くなるまで20年間務めた方。
そんな本間さんは、かつて西蒲原郡に存在し1968年に干拓された鎧潟近辺の自然を撮影し、ネイチャーアクアリウムに鎧潟の自然を再現。
鎧潟の干拓地は水田になったが、多くの植物、生物が失われるという環境問題も発生していたそうで、その歴史を知ると美しい水田の写真を見ても複雑な気持ちに。
その一方で、干拓後も貴重な自然が残っている場所もあり、そこを実際に訪れて撮影した写真の数々からは自然の生命力を感じました。
そして失われた水生をネイチャーアクアリウムで再現するという、凄いことをする方だなあと思いました。
天野さんの表現を継承した上で、自分のやり方で自然の大切さを伝える展示でした。