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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

ゆいぽーと「ゆいぽーと感謝祭月間 ふたば彩 2024」、谷藤幹枝さんの紹介で参加します!

2024-01-18 23:53:53 | Weblog


谷藤幹枝さんのご紹介で、2/3(土)~25(日)にゆいぽーとで開催される「ゆいぽーと感謝祭月間 ふたば彩 2024」というイベントの「みんなのアート展」にて作品を展示させていただけることになりました。
以前から谷藤さんは僕の絵を好きだと言っていただいていたのですが、なんと今回、僕の作品をゆいぽーとの方に紹介してくださったそうで、本当にありがとうございます。





僕はこれまで自分の作品の展示場所は自分で探してきましたが、まさかこんな形で応援していただける方に出会えるとは驚きで、人と人の縁は大切だなと実感します。
しかも谷藤さんは、僕の宣伝用の画像まで作っていただき有難い限りですし、谷藤さんは僕の絵のテーマは「平和」と勝手に(笑)決めていましたのも面白かったです。

1/18(木)、谷藤さんとゆいぽーとを訪れ、展示会場を下見に行って来たのですが、元教室の会場で4人の作家が展示するそうで、意外と広いスペースを使えそうなので、どんな展示をしようか今から考えておきます。
そして、チラシももらってきたので、これから宣伝を頑張っていこうと思います。



ところで、谷藤さんがFacebookに書いていましたが、そもそも僕と谷藤さんとの出会いは10年近く前、当時谷藤さんが経営していたカフェに演劇仲間と行った時のことで、谷藤さんはカウンターで絵を描いていて(上手いなあと思った)、僕はテーブルで犬とスイカの絵を描いていました。
そして谷藤さん曰く「意外に明るくて可愛い絵をかくのだなぁ、が最初の印象。」「でも割と常に牧歌的な表現の向こうにちょっとした違和感。彼がブログで表す自身の生き辛さや、映画評論、政治やSNS投稿者への批判、etc。言葉では割とダイレクトに表している感情が、絵では思いっきり隠されている気がする。」とのことで、いい機会なので自分の表現に対する気持ちを書いておくことにします。

そもそも僕は絵や文章、イベント企画、昔は演劇やコントなど、様々な表現をしていますが、常に自分の気持ちに正直であることを一番大切にしています。
Twitterやブログでの自分の障害に関する気持ちも、政治的発言やスタンディングなどの社会運動も、映画の感想、トークイベントでの発言、すべて正直な気持ちを発信しているし、イベントへの出演やスタッフも心からいいと思えるものにしか基本的に関わるつもりはありません。

絵に関しては、僕は子供時代から好きだったので、常に子供時代から変わらない絵を好きな気持ちで描くことを心掛けているし、自然とそうなっています。
平和で楽しい絵が多いのは、子供時代から「ぐりとぐら」「車のいろは空のいろ」「セロ弾きのゴーシュ」などの絵本や児童文学で育ったので、その時に好きになったような絵を大人になっても描いています。

犬のぽちとごろうは、実は学生時代に好きだった人と仲良く話しながら2人で考えたキャラクターで、彼女とは別れて長いですが、あまりにその犬たちが自分の中に今でも生きているので、それをそのまま正直に描いています。
当時から平和で楽しそうな犬を想像していたので、そのまま犬たちは自分の中にある子供の時から変わらない平和で楽しい気持ちを表現する存在となりました。

なので、本当に犬の絵に関しては自分の気持ちに正直に描いているだけで、本来これといったメッセージはないのですが、時間が経つにつれて自分の描く「可愛い」と「平和」はとても近いものだと気付きました。
例えばいわさきちひろさんやサンリオの絵はとても可愛いと思うのですが、どちらもその根底には反戦・平和思想があることを知り、自分の感覚は間違っていなかったのだと思いました。

ところで話は戻って、谷藤さんに最初に出会った時に僕が描いていた犬とスイカの絵ですが、気に入っていたので数年前に描き直しました。
その絵は背景にヒマワリも描かれているのですが、ヒマワリはウクライナの平和の象徴、スイカはパレスチナの平和の象徴であると気付き、今では反戦・平和を願う気持ちからTwitterとFacebookのヘッダーに設定しています。

こじつけかもしれませんが、最初はただ自分の気持ちを描いただけの絵が、後々平和的な意味を持つこともあるのだなと思いました。
そう考えると、僕の絵のテーマを谷藤さんが「平和」と言っていたのも、あながち間違いじゃないというか、寧ろ僕の表現の本質かもしれません。

そもそも、僕が大切にしている自分に正直であることも、誰もが自分の正直に生きられるのは平和な世界であると思うので、一見バラバラに見える自分の表現も実は一貫しているのかもしれません。
何はともあれ、自分の表現を深いところまで受け取ってもらえる方に出会えたのはとても有難いので、いい展示にしたいし、これからもこの気持ちを大切に表現活動を頑張っていきたいと思います。
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