恐竜が絶滅したのは、最近は6600万年前と記されていることが多くなってきました。
ずっと前は6500万年前だったのですが、その後6550万年前に変わり、今では6600万年前です。
年月は移り変わりますので、昨年100年前だったのが今年は101年前になるのは当たり前です。
でも恐竜の絶滅はこの数十年で100万年さかのぼったのです。
時間は一定なものでないことを、アインシュタインは教えてくれました。
このところ時間は急加速しているのでしょうか?
そんなことありません。
過去の年代測定の精度が上がって、正しいと思われる年代が変わっているのでしょう。
これからだって変わり得るのです。
何千万年に対して百万年の誤差なんて、あってないようなものです。
何せ恐竜は2億年近くも生き続けてきたのですから。
目くじらを立てることではありません。
(でもヒトは百万年前ようやく猿人から原人になり、たった30万前に今の現生人になったことを思うと、百万年はとても長くも感じられます)
ボクは、なぜ恐竜が絶滅したのかについて興味があります。
ですが、恐竜は本当に絶滅したのではなく、鳥類がその生き残りです。
そこのところは煩(わずら)わしいので整理してみます。
恐竜は、中生代三畳紀に現れ中生代を通じて繁栄しましたが、約6,600万年前の白亜紀と新生代との境に多くが絶滅したとされています。(アラモサウルスなどの一部の属については、この後もしばらく生き延びていた可能性を述べる研究者もいます)
しかし恐竜の一種であった鳥類の先祖は生き延び、現在も繁栄しているのです。
系統樹に基づく分岐学的観点からは、単に”恐竜”と呼んだ場合、学術的には”鳥類”を含めることが多くなっています。
このため”恐竜から鳥類を除いたグループ”を指す場合、より厳密な”非鳥類型恐竜”との言い方が学術論文を中心に見られます。
ただし一般に”恐竜”と言えば鳥類を除いたものを指すケースが多いため、”恐竜”と言えば”非鳥類型恐竜”を指すことが多いのです。
ややこしい記し方ですが、簡潔に言って今回と次回の”恐竜”との表現は本来恐竜の生き残りであるはずの”鳥類”を除いた恐竜であることをお断りしておきます。
次回は恐竜の絶滅についてを考えてみましょう。
ずっと前は6500万年前だったのですが、その後6550万年前に変わり、今では6600万年前です。
年月は移り変わりますので、昨年100年前だったのが今年は101年前になるのは当たり前です。
でも恐竜の絶滅はこの数十年で100万年さかのぼったのです。
時間は一定なものでないことを、アインシュタインは教えてくれました。
このところ時間は急加速しているのでしょうか?
そんなことありません。
過去の年代測定の精度が上がって、正しいと思われる年代が変わっているのでしょう。
これからだって変わり得るのです。
何千万年に対して百万年の誤差なんて、あってないようなものです。
何せ恐竜は2億年近くも生き続けてきたのですから。
目くじらを立てることではありません。
(でもヒトは百万年前ようやく猿人から原人になり、たった30万前に今の現生人になったことを思うと、百万年はとても長くも感じられます)
ボクは、なぜ恐竜が絶滅したのかについて興味があります。
ですが、恐竜は本当に絶滅したのではなく、鳥類がその生き残りです。
そこのところは煩(わずら)わしいので整理してみます。
恐竜は、中生代三畳紀に現れ中生代を通じて繁栄しましたが、約6,600万年前の白亜紀と新生代との境に多くが絶滅したとされています。(アラモサウルスなどの一部の属については、この後もしばらく生き延びていた可能性を述べる研究者もいます)
しかし恐竜の一種であった鳥類の先祖は生き延び、現在も繁栄しているのです。
系統樹に基づく分岐学的観点からは、単に”恐竜”と呼んだ場合、学術的には”鳥類”を含めることが多くなっています。
このため”恐竜から鳥類を除いたグループ”を指す場合、より厳密な”非鳥類型恐竜”との言い方が学術論文を中心に見られます。
ただし一般に”恐竜”と言えば鳥類を除いたものを指すケースが多いため、”恐竜”と言えば”非鳥類型恐竜”を指すことが多いのです。
ややこしい記し方ですが、簡潔に言って今回と次回の”恐竜”との表現は本来恐竜の生き残りであるはずの”鳥類”を除いた恐竜であることをお断りしておきます。
次回は恐竜の絶滅についてを考えてみましょう。