アナーキー小池の反体制日記

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#955 神も仏も無い・・・

2012年03月19日 | ボクの思い・信条・理念
3月11日に行われた大震災1周年追悼式典での遺族代表の言葉に、「震災の際は神も仏も無いと思った。」とありました。
激烈な震災の様を伝えるための、常套句として用いただけなのでしょうか?
それとも、本当に"神も仏も無い”と思ったのでしょうか?

追悼式典には天皇皇后両陛下が出席していました。
天皇の健康状態が思わしくないため、予定を切り上げて早く帰り、遺族代表の言葉を聴かなかったように記憶しています。

実は天皇は第2次大戦が終わるまで神だったのです。
”現人神(あらひとがみ)”として、人の姿で現れた神でした。
戦後すぐに昭和天皇が、「ワシもやっぱ、人だった」と神ではなく人間なことを認める宣言をしました。

今でも、天皇は神であると信じて疑わない輩(やから)がいるそうです。
彼等からすると、天皇臨席の場で「神も仏もない」と発せられたとすると、とても不謹慎なことに映ったものと思います。
戦前・戦中だったら不敬罪で投獄です。

・・・
もともと、この世には「神も仏もない」のです。
でも、自然を侮(あなど)ったり破壊したりすると、いないはずの神仏の怒りが爆発します。
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