アナーキー小池の反体制日記

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#1048 原爆と原発の放射能

2012年08月10日 | ボクの思い・信条・理念
日本に原爆が落とされて、もう67年も経(た)っちゃうのだそうです。
ボクが産まれるたった7年前のことですので、改めて自分が年寄りなことを痛感します。

原爆に直接被爆して亡くなられた人が計二十数万人もいます。
そして、原発爆発後数時間後に降った雨(黒い雨)の影響で、結構遠くの人の多くも癌死していることが明らかになっています。
関連死を含めると原爆2発で50万人もの人が亡くなったといわれています。
悪魔の兵器といわれるゆえんです。

先日開催された政府主催の将来原発をどうするのかを述べ合う会で、電力会社の社員が”東電原発事故で死んだ人がいない”と強弁し失笑を買いました。
この先何人の人が死ぬか、そんなことを思ってもいないのです。

東電原発事故で放出された放射能は広島・長崎の原爆より百倍も多く放出されているのです。
今ですら少しですが大気中に放出されていますし、一番気にかかるのは地下に大量の放射能を含んだ水がいまだに大量に漏出しています。
政府は何の手立てをしようとはしませんが、止水壁を早急に構築しなければ汚染水が全国に廻りかねません。

・・・
広島・長崎では原爆投下地点から半径数kmの範囲しか、原爆被災者として認めていません。
その範囲外にも原爆が放出した放射能による病死がたくさんあるはずです。
政府は否定しますが、原爆投下数年後に生まれた人にも障害が現れていることがあるのは自明の事実です。

個人を特定することはできませんが、統計的に何人が原爆放射能の影響で亡くなったかを算出することは難しくありません。
しかし体制が変わっても、国は調査すらしていません。
放射能の影響は永遠です。


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