オリンピックに出場する選手は皆、肉体的に超人的な能力の持ち主です。そんな身体能力を持ち合わせていない者に五輪への出場はかなわないのです。
今回の五輪で日本の出場選手が肉体能力だけでなく、精神能力の強さを見せてくれたのです。フィギュア男子の羽生弓弦選手と女子スキージャンプの高梨沙羅選手です。
羽生選手はSPでリンク氷面にできた穴に、偶然スケートの先が飲み込まれ、大きな失点となり、８位となってしまったんです。金メダルの有力候補として世界中が注目していた中でのアクシデントでした。
普通なら、落ち込んでしまってロクな報道対応もできないでしょうが、しっかり対応してたんです。そして昨日行われたフリーでも持ち味を発揮し、4位入賞です。その精神力には脱帽です。
高梨選手は女子ジャンプ団体でスーツの寸法違反で1回目のジャンプ得点が取り消されました。団体戦での失格、責任を感じてうずくまり号泣している様が映りだされていました。
でもその後すぐに行われた2回目に出場し、98.5mの好ジャンプを披露し、団体4位に貢献したんです。あれだけのダメージの中、飛ぶこと自体が困難だったと思われるんだけど、好ジャンプを見せてくれるんですから、彼女の精神も強靭なものがあるんでしょう。
両者の強い精神を称えます。両者の立場に立たされたら気の弱いボクは、布団をかぶってふて寝をしてしまいます。
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昨日のフィギュア男子フリー、凄かったんですね。ボクはその時間、ちょうどお昼寝タイムなもんだから羽生選手のはライブではみそこなかったんだけど・・・4回転半に果敢に挑み転倒したけど、王者としての姿を示し４位で３度目の五輪を終えました。
鍵山優真が銀メダルを獲得。３位に前回銀メダルの宇野昌磨が銅メダルを獲得しました。
優勝は最終滑走で５本の４回転を着氷させるなど、圧巻の演技を見せたジャッキー・チェン（米国）で、お見事でした。
彼も強靭な精神力の持ち主なようです。
