アナーキー小池の反体制日記

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#2787 創価学会(公明党)の欺瞞(ギマン)

2018年09月04日 | ボクの思い・信条・理念
“創価学会秘史”って本があります。
2018年2月28日講談社が刊行した高橋篤史による著作です。
図書館から借りて読みました。
創価学会を持ち上げるか、けなすかのどちらかだろうと思って読んだのですが、古い資料の新たな発掘により検証された創価学会の歴史を淡々と記したものでした。
悪意を持っているのでもなく、創価学会の提灯(ちょうちん)本でもなく、戦前・戦中にかけての古い創価学会の機関紙を丹念に読み解いたものです。

現在の創価学会(公明党)が標榜する反戦・平和ですが、戦前・戦中には権力にすり寄り、特高警察と蜜月状態を保ち、好戦的で過激な集団主義を説いていました。
そんなことが当時の機関紙「新教」や「価値創造」の中に読み取れます。
そして、その都合の悪い部分が明るみに出ないように当時の機関紙を組織的に隠匿していました。

創価学会の初代会長と2代目会長は戦中に治安維持法で逮捕拘留されていて、初代は獄死しているのは事実です。
そのことによってイエスや麻原の様に祭り上げられているんだけど、初代会長はイスラム原理主義者のごとく日蓮原理主義者の側面を持ち、当時の特高に最後は持て余された、のが実態のようです。
もちろん、ボクは特高を全否定しますが。

・・・
現在の創価学会(公明党)は権力(政府自民党)にポチていますが、それは最初からで、反戦・平和など信者や支持者を増やすだけのプロパガンダです。
本質は閉鎖的で不寛容で謀略もいとわない組織なことがわかります。
今のトップ(池田小作・生きているのかどうかも不明ですが)は上手に世渡りをし、創価学会を巨大宗教にしました。
宗教者というより商売人ですね。

・・・
創価学会について、いけないことばかりを記してしまいました。
書の中には、真っ当に生きる信者の姿も描かれていて・・・宗教に否定的なボクも感心することしかりです。

ただ、多くの宗教がそうであるように創価学会も、学会を信じない者に極めて否定的なんです。
日蓮や池田小作を崇める者にはご利益があり、日蓮や池田小作を侮(あなど)る者にはバツがあたる、と公言します。
さしずめボクなんかが死んじゃったら、創価学会を侮った罰だ!と喧伝されるのでしょう。

ボクは宗教に否定的ですが、ヒトはなぜ宗教に惹かれるのか?大きな疑問を擁き続けていて、よく宗教に関する書物を読むのです。
疑問への回答は得られてません。
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