アナーキー小池の反体制日記

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#1274 君子と説教強盗

2013年09月12日 | ボクの思い・信条・理念
処世訓ではありません。
訓示の好きな前首長の話です。

訓示とは"教え示す"ことです。
前市長は、おこがましくも訓示が大好きでした。

例の2億4千万円生活保護費恐喝事件が発覚した直後、全職員を集めて"訓示"を垂れました。
事件に無関係な職員を前に、「今回の事件は職員全体の仕事に対する心構えが足りなくておきたものだ。これから注意するように!」とお説教です。
その後も何回か、この事件に対する説明会が行われましたが、市長は最後まで訓示を貫きました。

住民訴訟で損害賠償を求められている市長が、無辜(むこ)な職員に向かって、"教え示して"いるのです。
これはたちの悪い冗談です。
ブラックジョークです。
説教強盗です。
盗人猛々(ぬすっとたけだけ)しいのです。

説教強盗――ドロボーに入った盗人(ぬすっと)が、家人に気づかれた時、「きちんと戸締りをしてないからだ」と開き直って家人に説教する。一時そんなドロボーが頻発した。
盗人猛々しい――犯罪人がとっ捕(つか)まって、粋(いき)がる姿を言う。最近の映像では逮捕されたチンピラがちょくちょくそんな態度を見せ、見るものに不快感を与える。
前市長の対応は、今、思っても”説教強盗”で”盗人猛々しい”しいのです。

ボクは決して忘れてはならないことを、何度も繰り返しこのブログに記していきたいと思っています。
ボクが決して忘れてはならないと思うことは何点かありますが、この件はまさにその事項です。
しつこいとお思いの方もおられましょうが、一年に一回は記し続けます。

―――
君子たるもの、軽々に訓示なるものを垂れてはいけません。
君子は”きみこ”さんのことではありません。念のため



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