せき損センターの負担は、駐車場、エアポート共、造成に経費を要しますが、そのほか、病舎内の隔壁の撤去、設置も同様です。
それでも病院を新設するのに比べたら、ほんの1割程度の出費で済むことでしょう。そして移転に要する期間は大幅に短縮できます。
移転後は、せき損センターが市立病院に賃料を払わなければなりません。市立病院の建設費から減価償却分を除いた額をもとに、両病院の案分分を決めるのです。年間数億円になろうかと思います。
この数億円を市立病院の会計に入れれば、赤字は縮小されるでしょうし、もしかして黒字に変換できるかもしれません。
せき損センターは北海道の医大に影響力を持ちます。市立病院の医師確保にもプラスの影響が期待できます。どなたかにコンサル料(袖の下)を支払って医師確保に奔走する必要もなくなりそうです。
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これから市政を担う若い世代に負の遺産を残してはいけません。
どうにもならない、って諦めないで困難に向き合わなければなりません。少なくとも、困難に立ち向かった痕跡でも残さなければ救いようがないのです。ボクたち、困難をもたらせた世代の責任として。
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3話続けてボクの妄想を記しました。こんなに都合よくことが進むとは思っていません。現実はそんな簡単なものでないことは知っています。でも、こうなったらいいな!って思いはあるんです。
ボクの妄想に付き合ってくれた方々に感謝します。