＃2880 議会での数の暴力

国、地方を問わず、議会の暴走が目に余るんです。

あのアベが酋長になってからの国会は、特定秘密保護法の強行成立から始まり、武器輸出を認める「防衛装備移転三原則」の閣議決定、治安維持法？の制定、歴代の自民党政権が「憲法違反」としてきた集団的自衛権の一部行使容認、多くの憲法学者や国民の反対を押し切った安保法の強行成立などが相次いできました。
決めるにしても、たくさん議論を重ねなければならない案件について、絶対多数与党の強みを発揮して、簡単に決めちゃいます。

島牧村村議会はもっと暗愚です。
クマが出た！として猟友会の出動を要請したんだけど、猟友会への費用負担をしない！と議会が決めてしまったんです。
困った村長は職権(専決処分)で費用の支払いをしました。
そしたら、「費用の支払いをしたのが悪い！」と議員から副村長の解任決議案が出されたのです。（なぜか村長にではなく副村長なのです)
結局この決議案は否決されたんだけど・・・提出した議員の言うことがおっかしいったら、ありゃ～しません。
「今回のクマ騒動で島牧村のイメージがずいぶんと悪くなった。その責任を取らせる。」
あのね、島牧村のイメージダウンはイカレた議会がもたらせたもんなことを、理解もしてないの？
イカレポンチの島牧村村議会には呆（あき）れ果てます。

滝川市議会は議員提案で議員定数削減です。
後に詳しく記すけど、とんでもない悪行です。
島牧村村議会と優劣をつけがたい出来事でした。

議会の在り方について、いろいろ考えさせられる1年でした。
そして、数の暴力とはいえ、暴力はいかなる場合も行使してはいけない、と思い致すのです。