アナーキー小池の反体制日記

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#1546 大相撲 モンゴルと北海道(下)

2014年09月30日 | 教育・文化・芸術・スポーツ
北海道出身の十両力士が負け越してしまいました。
来場所は幕下に落ちてしまいます。

力士とは、幕内と十両のお相撲さんだけをいいます。
幕下以下は、力士候補なのだそうです。

このところ北海道出身の力士が不在でした。
ようやく先場所から力士が現れたと思ったのに・・・残念です。

もう20年も30年も前になりましょうか?、北海道出身力士が土俵を席巻していた時代があります。
ほぼ横綱・大関を独占し、幕内、十両、幕下、三段目などに大量の相撲取りがいたものです。
何せその頃、幕下以下の北海道出身者の星取表が、新聞に大きなスペースで毎日載っていたのです。

いつの頃からか、北海道出身力士が少なくなり、ついにいなくなりました。

昔は北海道中に大相撲各部屋の情報網があったと、聞いたことがあります。
どこの小学校に身体のでかいのがいるぞ、とか、相撲の強い中学生がいるぞって噂を聞くと、駆けつけるのです。
体格などからモノになりそうだと思ったら、両親と本人を説得にかかります。
殺し文句は、”飯を腹一杯食わせる"だったとも聞いたことがあります。

ボク等より上の世代には、飯を腹一杯食うことができなかったのです。

北海道民はまさにハングリーだったのです。
当時、芸能人と相撲取りを輩出していたのは、ハングリー精神の賜物でした。

北海道民のハングリー精神は薄まってしまったのでしょう。
北海道民はハングリーなのに、ハングリー精神を忘れてしまったようです。
代わりに、芸能人と相撲取りは沖縄が進出しました。
そして、前回のとおりモンゴルの大進出です。

たった2回でしたが、大相撲シリーズを終わります。
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