アナーキー小池の反体制日記

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#2486 眼の治療(白内障手術) ③

2017年11月05日 | ボクの健康
白内障手術の件、長らく中断してしまいました。
再開します。
いよいよ手術の開始です。

手術室の待合スペースに入ったら、まもなく直前に手術を受けた同室の患者が車椅子で手術室から出てきました。
ボクは彼に「どうでした?」と聞くと、彼は「思ったより大変だった」と脅かすのです。

歩いて手術台の傍らに行きました。
そして手術台の上に寝かされます。
酸素マスクを付けたり心電図の吸盤を付けたり血圧計を付けたり、と一丁前の手術準備です。
手術をする右眼の広範囲に、消毒薬の赤チンを入念に塗り込みます。
そして、右眼の部分だけ開いた布をかぶせられます。

執刀医が「14時53分手術開始します」と告げると、手術室のスタッフが「リョ」と応じます。
スタッフは全部で5,6人だったでしょうか。

まず右眼に麻酔液をかけ流すことから始まります。
この麻酔液、手術が終わるまでずっとかけ流し状態です。
右眼を何かで突いて「痛みますか?」と問われるので、「圧迫感しかない」と答えたんだけど、麻酔が効いているかの確認だったのでしょう。
いよいよ手術の開始です。

強制的に見開かされた右眼の右側に2,3mmの切り口を設けます。
その切り口から水晶体の中にジェル状のものを注入します。
潤滑油の様な働きをするものなんだけれど、注入時にちょっと圧迫感を感じたものです。
切り口の付近の水晶体を少し取り出し、作業スペースを確保します。
その後に、水晶体の中に超音波を発する鉄線を挿入し、超音波で水晶体を粉砕するのです。

右眼は強制的に開けられていますが、手術の様子が見えるのではありません。
見えるのは、ぼんやりとした薄明かり程度で、眼の中の様子でしょうか?ノイズのように薄っすら動いている、幾何学模様みたいのが見えるだけです。

粉砕された水晶体を吸い出す作業が始まります。
きれいに洗い出すのに、結構手間がかかったようです。
痛みはないんだけど、局部的に圧迫感があって、水晶体を包む膜が破れるんではないか?と不安を覚えたものです。

・・・
手術後に執刀医は、「コイケさんの水晶体はネバこくて取り除くのに手間取った」と申しました。
言外に「コイケさんはネバこくてシツこい」って褒(ほ)められているように感じ、照れちゃいました。
何せ執刀医(主治医)は若くて美しい女性なのです。
そして、「仮に水晶体の取り残しがあったとして後に見えにくくなったら、レザーで簡単に始末できますからね」って言ってくれるのですから、心強いったらありゃ~しません。

続きます。
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