アナーキー小池の反体制日記

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#4560 記し継ぐべきこと ⑬ 滝川市の負の遺産(田村・病院分・9)

2023年11月12日 | マチの事件簿

40年前の吉岡清栄市長の愚業を表立って批判する人は少なかったんです。
この時、徹底的に愚業を検証し、糾弾すべきでした。
市に、そして市民に損害を与えた者には、負の評価がされ批判にさらされることを知らしめなければならなかったのです。
批判の対象は市長のみならず、議案に賛成したポンコ議員ども、市長の側近のポチどもにも向けられなければなりませんでした。

そんな過程を省いてきた結果が15年半前の新病院建設議案成立でした。
火を見るより明らかでサルでもわかる、滝川市立病院が陥(おちい)る経営難。
当時の市長は田村弘君でした。
取り巻きをポチで固め、外部の意見を聞こうともしません。
そんなときのために議会があるんだけど、議会の役目を果たしません。
新病院建設を簡単に議決してしまったのです。
議案に賛成した議員は、提案した当時の田村弘市長と同罪です。

5年先10年先に重大な禍根(かこん)を残すことは、火を見ることより明らかでサルでもわかる、ことでした。
市立病院の赤字はこれからますます増えていきます。
このマチの財政に多大な悪影響を及ぼすでしょう。
このマチの根幹を揺るがす事態も想定されます。

そして一番肝心なことは、病院の建設は病院の先行投資として完結していて、後に建設費を取り戻すことができない、という現実です。
再建会議なんて設けても病院建設費が減じられることはありませんので、小手先の改善策が提示されるだけ、に決まっています。

15年半前、コンパクトな病院へと方向転換したなら、こんな滝川市の財政に悪影響を及ぼす事態にならなかったはずです。
この先20年くらいを考えると、百億円を超える損害が生じることになるでしょう。

・・・
40年以上前の吉岡清栄市長の愚業への総括がなされませんでした。
きちんと検証し総括し糾弾されるべきでした。
このことが、15年半前の田村弘市長の愚業に結びついています。
いまこそ、15年半前の田村市長の愚業をきちんと検証し、将来このような事態が起きないようしなければなりません。

今回せっかく再建検討会議を設けてるんですから、そこのところの検証をきちんと行い総括してもらいたく存じます。
そうしなければ、今の市長・前田康吉君は先達の轍(てつ)を踏んでこのマチにまた大きな損害を与えかねません。

・・・
現市長・前田康吉君にお願い申しあげます。
何をしなくていい、このマチに損害を与えることだけはしてくれるな、と。
これ以上、愚業が続けばこのマチがぶっ潰(つぶ)れます。

滝川市の負の遺産(田村・病院分)を終えます。しかしこれは前半分です。先にも記しましたが、当時の滝川市長の田村弘は医師確保のため愚策を講じていたことが昨年になって明るみに出ています。恥の上乗りとも取れるこの行為について、このシリーズの後半に項を改めて記します。

次回からは、記し継ぐべきこと ⑭ 滝川から太郎吉蔵そして解散シリーズです。

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