歌手の谷村新司が死んだそうです。報道が騒がしかったです。そんなの横で見ながら、懐かしい名を発見です。その谷村新司の死を悼んで、カシアス内藤がお悔やみを述べているんです。カシアス内藤を見るのは久しぶりです。気にはなっていたけど、見かけたことはなかったのです。
ボクは50年も昔になろうかと思いますが、沢木耕太郎のノンフイックションの「一瞬の夏」で描かれていたプロボクサーのカシアス内藤のことを知りました。沢木耕太郎が現在進行形の出来事を、自ら内部に入り込んでアドバイスを与える、なんて野心的な作品でした。
評論家から、小説が主人公の人生を変えてしまう、なんて批判が出ていたのを覚えています。でも沢木耕太郎はそんな雑音に耳を貸さず新たなジャンルを切り開いたのです。
ボクは当時新聞小説として連載されていたのを毎日読んでいました。リアルタイムで進む展開に面白さを感じたものです。作者の沢木耕太郎ですら、これからどうなるのかわからないのですから目が離せません。
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当時のプロボクシング界って、当時の芸能界同様、暴力団がはびこっていたんです。世界チャンピョンを狙えるほど期待されていたカシアス内藤にも当然その汚い手が伸びてくるんです。脅したりすかしたりと巧妙な手立てを使ってきます。
そんなストレスも影響したのでしょう、カシアス内藤は大成しないままリングを去りました。
その後のカシアス内藤がどうしてるのか、気になっていたんだけど見かけることはありませんでした。悪の道に入っているんではないか？なんてね。
でも今回見たカシアス内藤はボクシングに係わり、充実した日々を送っているように見えました。若い頃と同様、澄んだ目をしてしているのが印象的でした。何か一安心した気分になりました。
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この頃のボクのこのブログ、確信がなくても調べることもせず投稿するんです。ネットで調べれば簡単に答えが得られるのですが、その調べることが厭（いと）われるのです。老化してモーロクしていて、堪（こら）え性が無くなっているんでしょうか？
なもんだから最近のこのブログの内容、あまり信用しないでください。
