百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島の松竹梅。

2022年06月14日 | 百島極楽遊園地

百島の実家の庭に佇んでいると、何故かアゲハ蝶が、飛び回っていました。

アゲハ蝶に付いていくと、ある樹にアゲハ蝶々が、いっぱい飛び回っていました。

この樹、何だろう?

今は、便利な時代です。

グーグルレンズで写真検索が出来ます。

梅の樹でした。

梅干しが沢山出来るぐらい、多く実がなっていました。

実家に梅の樹があるとは?・・全く気づかなかったです。

周りをよく観察すると、松と竹もありました。

父は、松竹梅を植えて楽しんでいたのでしょう。

以前、父が金木犀と銀木犀を並べて植えているのを見つけて驚いたことがあります。

父は幼い頃から漁の仕事を手伝っており、魚の事は非常に詳しくて、魚の種類、捌き方、釣り方も、よく知っているのですが、魚が大嫌いみたいでした。

何で子供の頃から嫌と言うほど、魚と絡んできたのにという理由だったかな?・・父は、ほとんど魚を口にすること、食べる事もありませんでした。

魚に関して、一切、教えてもらった事がありません。

でも、鯉はべつなのでしょう。

池を造り、鯉を飼っていました。

釣りに関しては、孫には、そっと教えていたようです。

そのせいか、息子は、案外釣り好きです。

魚嫌いな父だからなのかな?と思います。

父は、植物にかなり興味があったのでしょう。

父は、船乗りで全国の港に寄る度に樹木を買い集めていたようです。

玄関先のソテツはもう枯れそうですが、縁起が良くなりさそうな樹木を意図的に多く植えています。

百島の実家は、僕の個人的なパワーアップスポットでもあります。

僕が、若い頃に集めた世界各地、日本各地の石も置いてあります。

松竹梅というふうに、簡単に見分けが出来るように名前を記しておけばよかったです。