百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

金の巨塔、銀の巨塔。

2020年04月17日 | 千伝。

毎日毎日、新型コロナ感染のニュースばかりです。

医療やら感染病の専門家は、上から目線で経済よりも命の優先、政策を要請、主張します。

公務員も加わり、医療崩壊、看護師には、危険手当の補償、優遇を進言。

庶民感覚の無い富裕層の政治家、経済専門家は、コロナ感染での死亡以前に、経済苦による死亡率が高くなると、不安な世論の悲鳴を伝えます。

白い巨塔も、灰色の世界に映ります。

日本には、フリーランス(個人事業主)として働く労働人口が、約300万人ほどだとか。

日本の活性化の源として、是非とも、国、自治体には、彼らに手厚い生活補償をお願いしたいものです。

さらに、非常事態の今、エッセンシャルワーカー Essential worker(s)という職種が重要視されています。

ライフラインの支え、生活維持に欠くことのできない職種、仕事です。

しかし、悲しい事に、エッセンシャルワーカーのほとんどの職種が、低所得層の部類に属しています。

本質的な事は、人間の価値は、どれだけの収入やら稼ぎ高では判断できないという事です。

今までに月百万円の収入で暮らしていた方と、月収十万円で暮らしていた方が、その両者共に収入が途絶えた場合、どちらがより命を強くして踏ん張れるのか?

社会や世間に、どのような貢献力があるのかが問われます。

我々は、今、歴史の転換点の上に立っているのかもしれません。

はて、カタカナ英語が盛り沢山です。

テレワーク(在宅勤務)、クラスター(集団感染)、メガクラスター(巨大感染者集団)、オーバーシュート(感染爆発)、ロックダウン(都市封鎖)、パンデミック (世界的大流行)。

ちょっと混乱する意味合いの違いもあります。

ソーシャル・ディスタンス Social distance (社会的距離、心理的距離)。

ソーシャル・ディスタンシング Social distancing (対人距離の確保、人混みを避ける)。

不要不急の外出規制、キスもハグも濃厚接触の自粛・・・家庭でも社会でも、身も心も自粛要請です。

かと言って、隣人愛、家族愛の危機感を心配する必要もないでしょう。

日常生活が、日常の営みが、如何に大切なものか認識しています。

人口統計学者は、来年の出生率、今年の死亡率が気にかかるようです。


首相の覚悟。

2020年04月17日 | 千伝。

 

今日から全国の世帯に二枚の布製アベノマスクが発送スタート。

最近、一般人の市民を筆頭に、安倍内閣の閣僚、首長等の面々を見ていると、手作りマスクも盛り沢山、形も柄も彩も色々と感心するぐらい登場しています。

しかし、その中でも一人だけ、今日から発送された小さな布製マスクと同じものを、意地でも使用されている方が、独りいらしゃっる❗

安倍首相です。

マスク姿の首相の覚悟が伝わってきます。

昨日の30万円給付金が取り下げられて、全国民一律10万円支給の方向に変わりました。

朝礼暮改と批判されようが、善い政策変更だと思います。

30万円給付金ならば、不平等であり、抜け穴も沢山あります。

一か月の間に、例えば体調不良、発熱のせいで、しばらく欠勤扱いして減給になれば、支給要件に含まれるはずですから。

さらに、昨日は、全国に拡大して緊急事態宣言を発出。

期間は、来月5月6日まで。

新型コロナ感染の終息は、いつになるのかな?

とりあえず、終息よりも収束時期の目安を知りたいものです。

お隣りの韓国では、陽性患者1号発生は、日本よりも遅かったのにも関わらず、既に収束したかのように経済活動再開。

何故、そんなにスピードが違うのかな?

パチンコ同様に打ち方、狙い打ちが大事だと、パチプロは言います。

学べることは、素直に隣国から教えてもらうのも大事。

首相の覚悟は、どうなのかな?

因みに、僕は、首相と同じ布製マスク使用しています。

ハンカチをぐるりと巻いて使用すれば、大きくなり快適です。

今年もチューリップの花が咲いた❗