百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島パラダイス

2011年09月18日 | 百島極楽遊園地

百島の泊地区に「極楽遊園地ロケの地」の記念碑がある。

ここから眺める展望は、幼い子供の頃から大好きな風景である。



世界に誇るエーゲ海であろうが、英国の湖水地方だろうが・・それらと並ぶぐらいの瀬戸内海の絶景である。

小生、随分昔から、この場所を・・各メディアが主催する日本の百選、広島百選、尾道百選、夕日百選、風景百選応募等々、さまざまな百選に推薦した。

お陰さまで、なにかの縁があったのであろう。

「小さな旅」にも取り上げられ、ロケ地に採用されたり、願いも叶ったのであるが・・

百島が、いつかホントに、日本の何かの百選に名を連ねればいいと思う。

・・ところで、今、腰痛に苦しんでいる。

天井を眺めながら、思い出すには、中学生の頃。

中学生になった頃から、遊ぶ範囲が広くなった。

泊から、本村、福田まで遠征してゆくようになった。

ある土曜日の放課後、福田の同級生の英文、敏信、英雄、義人に案内して貰って、一度だけ石山(軍殿山)に上ったことがある。

山頂で、「これが水晶だ」と、教えてもらったり・・皆で、石山の頂に腰掛けて、海を眺めながら、福田に伝わる昔話を聞かせてくれた楽しい思い出がある。

スタンド・バイ・ミーよりも、

ニュー・シネマ・パラダイスよりも、

面白く、切なく・・全国に散らばった同級生達。

そんな百島の思い出があることを誇りに思う。