新緑も深緑へ変わろうとしている。
夏も冬も秋も秋長いのに、春って短くないですか?
「3月って実質冬だよね」って誰か言ってた。
良く「北国の春はいっせいに花が咲く短く儚い季節です」みたいに言われるけど、それは南国九州だって一緒です。
今、ケータイやスマフォ、タブレットにデジカメ……「写真」ってものが実にお手軽になってるんで、日常の何気ない場面や風景も町中カメラマンとなってカシャカシャ撮ってしまう。
花は「春らしさ」の象徴で、それはやはりとても美しくついつい撮っちゃうなぁ……
僕にとって「お花畑」ってのはレンゲです。
藤も良かった。
クローバーだって今や立派な日本の花だ。
花があって、花はただ咲いてて、自分の命の営みを粛々とやっている。
それを僕たち人間は「あーコリャ綺麗」って飽きもせず毎年しっかり感動し、子供の頃はなかったケータイカメラで撮り(写ルンです、は画期的だった)、1人でニヤニヤしてるだけじゃなく、ブログやインスタ、facebookにせっせとあげている。
世の中ってこんなにも美しいんだよって。僕は愛犬モモちゃんといろんなとこへ行く。
「モモは花見て綺麗とおもうかな?」
なんて思う時がある。
みんなもそう思ったことないですか?
何だか楽しそうなのは伝わるが、それは僕がウキウキした気持ちになってるのを感じて、喜んでいるのかもしれない。
世界は色で溢れてるのに、犬族は色の感受性が低いらしい。全く色が解らない訳ではない、と最近の研究じゃあ解ってきたって……
「花が綺麗なんじゃない。花を綺麗と思う人の心が綺麗なんだ」って誰かが言った。
「モモ綺麗でしょ!」
「食べれんけん知ら〜ん」
春は何だか楽しいけれど、モモは冬の雪景色に異常に興奮する。
ブレブレ
さくじつ紅葉神社に行った。
イロハカエデの新緑は目に優しい。
「あれ?」
「あれれ?」
モミジって、花咲かせるんだね……