草津の湯の花はにせもの？

ついこの前まで、１２月とは思えない暖かさだったが、昨日あたりから急に冷え込んできた。
となると、行きたくなるのは温泉。

北海道から九州、さらには台湾やヨーロッパに至るまで、いろいろな温泉に入ってきたが、その中でも草津は印象深い。
お湯もさることながら、湯畑を取り巻く町並みが風情をかもし出している。

以前他の温泉で湧出量の低下などからくる「偽装疑惑」が問題となったが、草津は豊富な湯量を誇っており、まったく問題ないものと思っていた。

そんな草津で「疑惑」が立ち上ってしまった。
土産物屋で売られている湯の花が、実は石油などから作られる偽物だというのだ。

草津の温泉街で、ただで温泉まんじゅうを食べたことはあったが（笑）湯の花を買ったことはない。
湯の花は風呂釜を傷める可能性もあると聞いたことがあったので、怖くて買えなかったのだが、そんなに高いものではなかったと記憶している。

湯の花は本来であれば湯畑で作るものなのだろうが、なかなか大変そうな作業である。
ならばどっかの化学工場で作って、適当に色をつけて・・・
と考える人がいても不思議ではない。

まあそうやってずっとごまかしながら湯の花を売ってきたのだろう。
ただ今は何事でもごまかしの効かない時代。
どこの誰がちくったのかは知らないが、草津の湯の花には偽物があるとばれてしまったのだ。

草津は温泉のブランドとしては一流なのだから、湯の花も値段が掛かっていいから草津の温泉から作った天然物だけを売って、湯の花でも一流を目指してほしい。

４６軒が不正規の湯の花販売　群馬・草津の旅館、商店(共同通信) - goo ニュース