今年も３時間半ルール

３時間半制限を継続＝プロ野球(時事通信) - goo ニュース

今年もプロ野球は「がんばろう日本」のスローガンのもと開催される。
原発が今より止まることがあっても今以上に稼働数が増えることは現状では考えにくいので、３時間半制限は仕方がないかなと思う。

「仕方がない」と書くのは、あくまでも野球は時間的制限をつけるスポーツではないと思うから。
決着がつくまで、持てる戦力を総動員して戦う競技だと思うから。
そして心の片隅には「１０・１９」で時間が試合の重要なファクターになってしまったがゆえに何ともやりきれないものを見てしまった、そんな感情もある。

ただ、世の中の流れに逆らっても仕方がない。
３時間半ルールの下で今年も野球を見ていくことになる。

昨年は、延長１０回、１１回の時点で３時間半に達し、時間切れ引き分けになった試合が結構多かった。
そのため、早い回からリリーフをつぎ込んでいったチームがそのまま試合を有利に運び、勝ち星を重ねていったように思う。
今年のホークスは杉内、和田と完投能力のあるピッチャーが抜けた。
工藤が巨人へ行き、西村が故障がちで投げられず、若田部がエースになってしまった２０００年に似ていると思う。
あのときは２ケタ勝利を挙げたピッチャーはいなかったが、中継ぎの頑張りでリーグ優勝まで持ってこれた。
今年も何とかなるんじゃないかと楽観視しているのだが・・・