田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

高野連の「ブランド戦略」

2007-01-14 00:44:20 | 野球
ふとした出来心で、自分の旅館でめちゃイケの収録を行わせ、高野連から指定旅館の取り消し処分を受けた早稲田実業の宿泊旅館、水明荘。
取り消しの主たる理由はめちゃイケに出たからではなく、放送で選手のプライバシーを明かしたかららしい。

見てないのに書くのもなんだが、あの番組に選手のプライバシーを明かすようなシーンがそんなにあったのだろうか。
せいぜい宿舎の内部が映され、ベッカムカプセル内で岡村が屁をこいたくらいでは。
ハンカチ王子がベッカムカプセルを使っていたなんて、大会期間中にスポーツ新聞で散々取り上げられていたことで、プライバシーでもなんでもない。

プライバシーといえば、大会期間中「○×高校、熱闘の舞台裏」とか言って延々と特集を組む熱闘甲子園やNHKのサンデースポーツのほうがよっぽどプライバシーの侵害だろう。
岡村が高野連に逆遺憾の意を表すのも、無理はない。

この件は、選手のプライバシー侵害というよりもPTA的な考え方による俗悪番組の代表格であるめちゃイケと高校野球とをできるだけ離れた場所に置き、球児たちのひたむきな努力の結晶の場である甲子園の高校野球のイメージを守り続け、自分達の収入源、そして利権を維持したいと考える高野連のブランド戦略によるものと考えたほうが納得がいく。

ミニIOC的な臭いさえする高野連。
ノリさんよ、ブランドっていうものは、ここまでしないと守れないものなんですよ(笑)

岡村が高野連に“逆遺憾の意”(スポーツニッポン) - goo ニュース
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