田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

やる気のあるチームが決勝に進む

2009-03-23 23:02:07 | 野球
日本、米国打破=日韓で決勝-WBC(時事通信) - goo ニュース

ダルビッシュ同様、叩くなら序盤にが鉄則の松坂。
いきなりロバーツにセンターバックスクリーン横に運ばれ、1点を失う。
しかしその後はセンターとショートのお見合いのようなポテンヒットは出たものの、後続をきっちりと打ち取る。

速いストレートと緩い変化球。
ピッチングの基本で序盤日本打線を抑えてきたアメリカ先発のオズワルド。
1-2、1点リードで迎えた4回裏、ピッチングが単調になったところで日本打線の集中砲火を浴びる。

稲葉、小笠原と連打を浴び、福留はセカンドゴロに抑えたもののロバーツのエラーで1点を失う。
続く城島にはライトへの犠牲フライで2-2の同点。
その後岩村、川と連打を食らって降板。
日本は中島にもタイムリーが出てこの回5点、6-2として試合の主導権を握る。

アメリカは8回に2点を返して6-4と詰め寄るが9回に日本が3点奪って9-4。
日本が決勝進出を決めた。

両者ともプロリーグのトップクラスの戦いのはずだが、そんな中にも負けたアメリカには綻びが見られた。
4回、負けたら最後の試合なのになぜオズワルドを5点取られるまで投げさせたのか。
9回、中島の右中間のあたりでなぜライトのダンは打球を追わなかったのか。

真剣勝負なのだと思う。
ただそんな中で集中力の切れるシーンが散見され、準決勝で姿を消したアメリカ。
この先に、もっと重要な戦いがある。
そんな感じを受けた。
そして秋には、リーグチャンピオンに対して何の疑問を持たず「世界一」と評する国でもある。

一方、オリンピック、WBCのためならクラブチームを二の次にできる韓国。
そして様々な声はあるものの、代表の戦いが高視聴率を稼ぐ日本。
WBCは、結局参加チームの中で優勝したいと思っている度合いが1、2を争っているであろうアジアの2国の決勝戦となった。
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