小関、原再生工場入り

昨年１１月の末、既にトライアウトも終わりどの球団も来期の編成をほぼ終えていた時点で突然ライオンズから戦力外通告を受けた小関。

その数日前に行われたライオンズファン感謝デーで、小関は紅白戦の監督として「小関バンリーズ」を率いていた。
一部の球団関係者を除くその場にいたすべての人が、まさか数日後小関が戦力外通告を受けようとは、その後メジャー挑戦を表明するとは、そして巨人に入団するとは思っていなかったに違いない。

昨日行われた入団会見で小関は「怖いものはない、とにかく前に前に進む」と話しているが、安く買い叩こうとすればいくらでも安く買い叩けるはずのテスト入団で、年俸４５００万円というのは高い気がする。
ちなみに今年のキャンプでスワローズに復帰した高津の年俸が３０００万円だ。
他球団から豊田、小坂など中堅、ベテラン選手を高額の年俸で買い取る。
すっかり「原再生工場」と化している巨人らしい話だ。

小関「前に進む」と抱負　背番号４９、巨人で再出発 (共同通信) - goo ニュース

ところで巨人は高橋由、亀井が怪我で戦列を外れているとの事で、小関にチャンスは割と早く回ってきそうである。
小関が小坂のように巨人「しか」見ていない人に強いインパクトを与えることができるか、それとも野口のように稲城の山の上で店晒しの状態になるか、すべてはファーストチャンスをものにできるか否かにかかっているだろう。
小関は１打席で結果を残す選手と言うよりは、３～４打席の中で結果を残す選手のような気がするが・・・

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