ホタテマンの意外な関係

さらば力也、さらばホタテマン(日刊スポーツ) - goo ニュース

安岡力也と言えばホタテマン、というかホタテマン以外の安岡力也を知らないのだが・・・

見かけから大酒飲みに見えるがやはり一晩にビール２０本以上を飲む人だったそうで、それが肝臓を患う原因になったようだ。

この訃報で、図らずも氏の様々な面を知ることができた。

イタリア生まれで父親がマフィアであったこと。
数多くいた愛人の中の一人の間にできた息子を溺愛していたこと。
息子も父親を愛していたこと。
そして生体肝移植を受けた際、まだ二十歳すぎの息子が父親に肝臓を提供したこと。

こう言っては何だが、すでに度重なる病歴で先が長くない父親にこれから何十年も生きていかなければならない息子がみずからの肝臓の機能低下を覚悟で提供を決断する。
なかなかないこと、のようにも感じる。

そしてホタテマンのテーマの編曲が小室哲也だったこと。
当時は大物タレントと駆け出しのミュージシャン、そんな構図だったと思うが、どんな会話が交わされていたか、興味深い取り合わせ。
小室哲也も現状では過去の人になってしまっている。
全盛期は正直そんなに好きでもなかったけど、また表舞台に出てきてほしい気もする。