田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

赤字圧縮で選手大量流出?

2008-12-30 23:51:31 | 野球
「不況にもかかわらず」「不況を吹き飛ばそうと」
あらゆる写真に不況の二文字がかぶさられて2008年が終わろうとしている。
メジャーはともかく、日本プロ野球はシーズンオフの契約更改を見ている限りでは特に不況の波をかぶっているようには見えないが、それでも各企業、体力は落ちてはいるだろう。

セリーグパリーグ問わず球団経営が赤字体質なのが当たり前となった今、どれだけの宣伝費を親会社から援助してもらえるか、球団幹部の腕の見せ所でもあるしまた各球団、各親会社によっても考え方は違うはず。

12月の下旬になってバレンタイン監督との契約は来年限りである事を発表したマリーンズ。
仕事納めの日に、わざわざ今年の赤字額、そして来年以降の赤字削減目標を発表した。

ロッテ ボビーいなくなれば赤字大幅削減?(スポーツニッポン) - goo ニュース

数年前「赤字20億までなら持ちこたえられる」という球団社長あたりの話をどこかで見た。
それが30億を越える赤字。
そのうち5億円はバレンタイン監督のために費やされているわけで、経費節減するならここから・・・
と考えるのは不思議ではない。
2位と4位を繰り返す成績の監督なら、ここまで払わなくても別の人材がいる。

ただ、1年ごとに5億円を減らし、2012年には10億円の赤字にしたいとも語っている。
マリーンズは今年、清水、橋本など4人がFA資格を取り、また既にサブローなど5人の選手がFA資格を持っている。

サブローはメジャー挑戦を匂わせ、また橋本は国内移籍が有力とされながらも結局は全員が残留したが、経営的にはぎりぎりのところまで来ているのかもしれない。
2年契約で5億を超える報酬を手にする清水は、来年自らの意思でメジャー移籍を決断できる契約を結んでいる。
いずれは今江や西岡もFAを取得する。
赤字圧縮→主力選手の大量流出ということなのか。
瀬戸山氏はどう考えているのだろう。
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