迷惑ブログ大国

日本は世界一のブログ大国であるとする記事を以前どこかで見かけたことがある。
何割だかは忘れたが、世界のブログを各言語ごとに分類していくと、日本語で書いたブログが一番多いとか。

まあ、そうかもしれないけれど、世間一般のブログに対する認知度というか、ブログの使われ方からすれば、アメリカあたりのほうが上を行っているのではと思っていたら、日本では全体の４割が「迷惑ブログ」らしくて。
まあ、そんなもんでしょう。

迷惑ブログとは他のブログやニュースサイトを引用するだけで自動的に文章を作ってくれる「自動生成系」そして「アダルト系」に分けられるという。
アダルト系はメールになろうとミクシィであろうと消える事はないので、永遠のテーマ（笑）という事で置いといて、自動生成系は確かに、何というか、必死だなという思いはする。

このブログにも定期的に「迷惑ブログ」からコメントやトラックバックを貰う。
アダルト系の場合は容赦なく即刻削除しているが、自動生成系の場合は基本的にトラックバック返しをせずにそのまま放置している。

本屋で未だに売られている「ブログで○○万円も受ける本」とか、情報商材といわれるヤツにまんまと乗せられて、必死になって一日に何本ものブログを「作成」し、アフィリエイト収入を期待しているかもしれないが、無意味なコンテンツとされているブログ経由でわざわざ商品を買う人がいるのかと、それでいくら儲かるのかと、なんだか「必死だな」と哀れみさえ感じてしまうからだ。