ＷＢＣ優勝！ＮＰＢよ大志を抱け！

大会のスタートに意義　日本の野球、頂点に (共同通信) - goo ニュース

正直このような結果が出るとは思っていなかっただろう。
当の選手たちも、ＷＢＣの初代チャンピオンはアメリカだろうと思っていたに違いない。
ところが、日本はアメリカに負けた（それもアメリカの陰謀によって負けた！）もののメキシコに勝ち、韓国にも３度目の対戦で勝って決勝進出し、決勝でキューバに打ち勝って世界一の座についた。

ＷＢＣという大会の存在、システムには数々の問題点があることはいうまでも無いが、世界一は世界一。
日本は胸を張っていいと思う。
そして、日本が世界に野球を伝える主役となるべきだと思う。

日本の野球に関する情報がテレビや新聞などで手に入る外国は韓国と台湾くらいであるが、ＮＰＢはもっともっと多くの国に世界一の野球を伝えるべく行動すべきだ。

とはいっても、いきなり「毎日３時間ぐらい、日本の野球を中継してください」といってもどこのテレビ局も中継してくれないだろう。
ひとまずは、３０分くらいの「ＮＰＢダイジェスト」とでも名づけた番組を制作し、各国の放送局に売り込んではどうか。

２０年以上前、今のようにネットも無い時代、テレビ東京で放映されていた「ダイヤモンドサッカー」という番組を見て、ワールドカップや欧州のサッカーシーンに魅せられたという人が結構多い。

今でこそＡＣミランやアーセナルを応援する日本人は決して珍しくないが、「ダイヤモンドサッカー」が放映されていたからこそ、サッカーファンの下地が作られたといってもいいだろう。
将来の野球ファンのために、ＮＰＢが野球版「ダイヤモンドサッカー」的な番組を作る価値は十分にあるように思うのだが・・・