田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

南京の「なかった話」

2012-02-20 23:36:04 | その他
「南京事件なかった」と河村氏発言 中国からの訪問団に(朝日新聞) - goo ニュース

自分は南京で日本人が中国人を殺した事実があったのか否かと問われたら「多分あっただろう」と答える。
話は戦時中。
敵対する民族に対し銃なり刀なり一人たりとも向けずに一人たりとも殺していない、なんてことは考えにくい。

ただ、人数に関してはわからないだろう。
戦争やクーデターの類で犠牲者の数が一人単位で正確に出るようになったのは、つい最近のこと。
ストリートビューなど存在しない、あらゆる全ての情報を遮断、そして情報を伝えようとする人間の出入りも遮断した中で行われてきたことなのだから。

ある人は数十万人殺されたとし、ある人は一人も殺されてないという。
そんな話は南京に限った話ではない。
アウシュビッツだって、似た様な話が未だに言われ続けている。

河村氏が進めたい国の改革を行う中では、この話を持ち出したのは寄り道かなと思う。
ただ、自分の父親がやさしくされた土地でそんなことあるわけないと言いたくなった気持ちもわかる。
氏の「なかった話」は某都知事が事あるごとにほざくものや、ネトウヨが某掲示板に書き連ねるチラシの裏に書くべきたわごととはちょっと違うかなと思うし、断片的な報道だけで判断しずらいモノかなとも思う。
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