田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

エリザベス女王杯予想~世間のルール、競馬界のルール

2005-11-13 00:12:12 | 競馬
競馬保安協会幹部の元警察署長が馬券購入、退職 北海道 (朝日新聞) - goo ニュース

最近働く人のモラル、そして処分のあり方がよく話題になっている。
飲酒運転をした教師に対して原則「免職」のところを熱心な教師だからという理由で停職処分に緩めたり、自分の子供を運転室に入れた運転士を解雇した鉄道会社に対し「厳しすぎる」と声があがったり、元警察署長である競馬保安協会の幹部が馬券を買って依願退職したりと・・・。

自分の子供を運転室に入れる、競馬関係者が自ら馬券を買う。
いずれも国によったら大目に見られることでもある。
個人的にはどちらも厳しい処分だと思うし、退職金をもらっている競馬保安協会幹部はともかく、運転士の解雇処分には「そこまでしなくても?」という気はする。
ただ、厳しい規則を設け、それを適用することによって、犯罪の少ない、利便性の高い社会ができたという考えもあるかとは思う。

特に競馬サークルはその最たるものかもしれない。
開催日前日の騎手の隔離、関係者以外は容易に立ち入ることのできないトレーニングセンター、そして厩舎制度・・・
がんじがらめともいえる規則を厳格に適用してきたからこそ、毎週公正な競馬が実施できてきているともいえる。

外国人騎手など海外の競馬界を知る人達は、日本の競馬は面倒くさいルールが多いと感じているかもしれない。
厩舎制度についても、以前は本格的な外厩を認めるべきだという声がよく競馬雑誌に載っていた。
ただ最近は「規則が厳しい」という話をあまり聞かない。

競馬自体の勢いが以前と比べて衰えてきたせいか、それともJRAのコントロールがうまくいっているのか、それともファンの知らないところでいろいろ動いているのか・・・
それはよく分からない。

ただ個人的には、外国から多くの人が流入し、また同じ日本人でも価値が多様化していく今の世の中でも、ある種世間から隔離されたところにある競馬界は世間の動向とは関係なく現状のまま進んでいくのかなという気はしている。

さて今週のエリザベス女王杯。
3歳馬11エアメサイアから3、7、8、12へ。
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