とりあえず中国に力の差を見せた

日本、打線に課題＝ＷＢＣ・日本－中国【ＷＢＣ】(時事通信) - goo ニュース

力の差が歴然としていたことはよく分かった。
後半、４－０になったとこからテレビで見ただけでも。
特に走塁面。

日本は序盤に中島のディレードスティールがあったが、なかなか公式戦ではああもうまくいく、はずもないプレー。
一方中国はたとえ俊足のランナーでも警戒しているそぶりが見られず、日本は事実上フリーパスなのではないかと思えた。

日本は３回裏に青木のタイムリー（これも中国のセンターがワンバウンドした球を後ろに逸らすというお粗末なプレーだった）で先制、その後村田の２ランが出て３－０。
その後６回に相手のボークで４－０。

それ以外にも、点を取れるチャンスはあって大量点の可能性はあったと思うが、僅差であっても力の差を見せて勝つ。
それがアジアシリーズなどで見せてきた日本のアジアのチームに対する戦い方なのではないかと思う。

中国に対する印象は、アジアシリーズのときと余り変わらない。
第１回から３回まで、リーグ全４チームの選抜であり、事実上代表チームと同等の「チャイナスターズ」で挑み、昨年の第４回は初めて単独チームで臨んできたが、結果はメンバーを落とした日本一のチームに歯が立たなかった。
今回もそんな感じ。

ただ、スタンドの様子が数えるほどの観客しかいなかったアジアシリーズとは違う。
中国戦であんなに観衆が集まるとは思っていなかった。
サッカーの日本代表があまりあてにならない今、期待できる日本代表の一番手は野球ということか。