それなりに苦労しつつも首位に立つ

ソ５－３オ（３１日） ソフトＢ７連勝で首位並ぶ(共同通信) - goo ニュース

初回、ホークス先発の和田は２７球を投じた。
一方、オリックス先発の平野佳も２７球。
しかし、スコアは４－０、ホークスの大量リード。

ストレートは１４０キロに満たないながらも打者から球の出所が見にくいフォーム、そして変化球をうまく使う事によって１年目から２桁勝利を挙げ続ける和田と１５０キロ近いストレートとフォークを持ちながら肝心なところで球が甘いところへ行って痛打される事が多い平野との違いか。

平野は２回にも多村にタイムリーを打たれ計５点を失い、３回には２アウト満塁のピンチを作って降板。
ここでピッチャーは山本に代わる。

バッターは川。
ホークスに完全に向いている流れからいって、今季一軍初登板の山本では荷が重いだろうと思った。
しかし２－３、９球目を川は三振。
元はと言えばドラフト１位、山本が意地を見せた。

ここで流れが変わる。
毎回チャンスを作っていたホークス打線の勢いが止まり、オリックスが５回に大西、６回にアレンのタイムリーで１点ずつ追い詰め、８回にはラロッカがレフトにソロホームラン。
続くローズは抑えるものの、北川がライト前ヒットを打ったところで、何とか持ちこたえてきた和田はここで降板。
そして中継ぎを挟まずに８回２アウトから馬原。

小野寺、小林雅とパリーグの各チームが抑えの不振でいくつかの星を落としてきた中、馬原はこれまでリードした場面で登板した際は必ず勝ち星を守ってきた。
今日もアレンをセカンドフライ、９回は３人で終わらせ、５－２でホークスが逃げ切った。

序盤はホークスの楽勝かと思ったが、中盤から終盤にかけてオリックスの意外な？抵抗にあった試合。
しかし最後は力の差を見せ、ファイターズがライオンズに敗れた事もあって同率ながら首位に立った。