田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

ネコの最期(今日の話は名古屋とは別に関係ありません)

2005-02-18 23:12:26 | その他
以前住んでいた家(ちなみに田無駅と西武柳沢駅との間、西武新宿線の線路の近くにある)の周辺には、野良猫がたくさん住み着いていた。

最近では「地域ネコ」と称して、周辺住民が不妊手術を施して野良猫の数をセーブしていく、なんて事が行われているらしいが、この野良猫たちはそんな手術を受けることもなく、おおらかに交尾し?、おおらかに子供をたくさん産んでいた。家の前は車の通ることができない狭い路地であり、ネコの親子が昼間から道の真ん中で寝っころがっている。なんて光景もよく見た。

ところで、ネコは病気に罹りその一生の終わりを悟った時、絶対に他のネコ、ましてや人間に知られたり見られたりすることのない場所へ静かに向かい、最期を迎えるらしい。
確かにそこの家に住んでいた7~8年の間、一度もネコの変わり果てた姿と言うものを見ることがなかった。野良猫の寿命は大体数年と言われていて、しかも家の周りには少なくとも10匹以上のネコがいたのにだ。
住宅密集地で、周辺に森や畑のないところであり、暗く隠れるような場所のあまりないところだったのだが。
おそらく、人間には見えない、彼らにしか見えない場所があるのだろう。

つい先日、ある幹線道路の脇で、車に轢かれた動かない1匹のネコを見た。
彼は、ネコ世界の中では、最悪なこの世との別れ方をしてしまったと言っていいだろう。

合掌。
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