田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

何でも子どもに食べさせればよいってことはないだろう

2011-05-09 23:30:18 | その他
ユッケに「生肉向けでない」廃用牛の肉(読売新聞) - goo ニュース

日本人は「和牛」という言葉に弱い。
日本で育った牛の肉なら何でもよいと思ってしまう。
でもそこには当然のことながらピンもあればキリもある。
死者を出す騒ぎになった一人前300円を切るユッケの肉は経産牛の肉だと聞いた。
子供を産むために育てられ、産めなくなったら肉にされた牛。
肉牛として育てられた牛の肉よりもまずく、そして人体に悪影響のある物質がたまっている可能性は否定できない。

今回の件では、当初開き直りとも思える姿勢を見せていた焼肉店の社長が一転、土下座をしたことでも注目を集めた。
確かに切ってはならないコストを削減して最悪の事態を招いた社長の責任は大きい。
ただ、コストを切ることを暗に求めた客の側には問題は全くないのか。そこに我儘はなかったのか。

ユッケは、少し前までは一部の焼肉店でしか食べることのできないものだった。
それが今では多くの店で提供されている。
冷凍技術の進歩はあるだろうが、生肉を食べることの危険性を忘れて、手軽さや便利さを求めすぎていたのではないかと思う。

安くて新鮮なものを食べようとして無理をしてしまう。
以前問題になった地中海産のマグロの乱獲に少々似ているような気がする。
そして特に子供には危険性があるといわれている魚卵や貝をロードサイドの回転すしで気軽に注文している親たち。
もう少し食べものそのものが持つ危険性を十分に認識して食べさせるようにしたほうがよい。
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