こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

図書館フォーラムに参加しました

2020-01-12 23:21:57 | 図書館問題
昨日、土曜日の午後、「図書館フォーラムin泉大津」の開催が「広報いずみおおつ」の1月号で告知されていました。

会場は旭小学校多目的室。


「静かに読書、調べものをするスペース」だけでなく、「親子や子どもどうしで交流できるキッズスペース」がある。「いいな」と思います。

「本を読む、本を借りる」だけなく、「本を通じて人と人が出会う」。そんな図書館はとてもいいと思います。

泉大津に素敵な図書館ができることは、私の永年の願いでもありました。

その図書館を拠点にして、「まちまるごと図書館」・・・学校や公共施設をネットワークで結んで「身近なところで本を手に取れる」環境をつくる。その発想にも共感します。


それが「商業施設の4階で、20年間の借り物」でいいのか?

駅前が「誰もが行きやすい場所」か?

「やっぱり、ちょっと待って」と言いたい気持ちが膨らみます。





ファシリテーターの花井裕一郎さんのお話で「図書館は一度創れば、30年・・・50年・・・と長く使うもの。机やいすなどの備品も・・・」という言葉がありました。

計画されている駅前図書館は「20年の賃貸」で、「30年、・・・50年」と使うことを想定していません。


花井さんは図書館3条を引用し、「郷土資料の収集」を、図書館の大切な役割とも言われました。

収集した貴重な資料を散逸させることなく保存し、将来の世代にも伝えていくために、「20年先の保障はない」図書館に、新たに建設するより多額の投資をすることが果たして適切か?

12月の一般質問でも取り上げたことの一つです。

「30年・・・50年・・・と長く使える施設」が「図書館」には、ふさわしい。そのことを、今、もう一度考えたいと思います。




第三条 図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆の希望に沿い、更に学校教育を援助し、及び家庭教育の向上に資することとなるように留意し、おおむね次に掲げる事項の実施に努めなければならない。


一 郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード及びフィルムの収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資料その他必要な資料(電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られた記録をいう。)を含む。以下「図書館資料」という。)を収集し、一般公衆の利用に供すること。
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