こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

福島からのたより

2011-07-26 21:44:58 | 震災・原発・自然エネルギー
農民連と私も会員である大阪の新日本婦人の会が手をつないでの、お米の産直運動が始まったとき、子ども達は食べ盛り、育ち盛りでした。子ども達が中学、高校とお弁当を作り続けたころは、「冷めてもおいしいお米」が強い味方でした。お米を作ってくださっている福島の生産者さんからの季節の便り、「暑中見舞い」「年賀状」も毎年いただきました。

今年も届いた「夏のたより」。
その一枚のはがきの重さ。

そのままここに転載させていただきます。

ブログを初めて2週間。思っていたよりたくさんの方に見ていただいて嬉しく思っています。
私の「ひとりごと」におつきあいくださっているみなさん。どうか「福島からのたより」を読んでください。

美しく・豊かな福島をとりもどすまで
たたかう農民として生き抜く。
 


 私たちは、原発事故の収束の見通しもたっていない中で農作物を育て、家畜の世話をし、放射能の危険に脅かされながら、毎日悩み揺れています。
 消費者の過剰な反応を「風評被害」だといいます。いま現実に起こっていることは根も葉もない風評ではありません。
東電が起こした原発事故による放射能が大地と作物を汚染している実害です。「風評被害」で片付けることは、消費者に責任をなすりつけ東電と国を免罪することです。
 私たちのたたかいは、原発事故がなかったら起こりえなかった損害を全て保障させることです。それは、原発が「安くてクリーンな電力」ではなく、電気事業者に原発は「割りに合わないもの」と思い知らせ、原発ゼロへの道を切り開くたたかいでもあります。そして、原発で働く労働者や避難を余儀なくされた人々、放射能に晒されて生きざるを得ない人々の「人権」を守るたたかいでもあると確信しています。
 私たちは、多くの人たちと力をあわせ、豊かで美しい福島を取り戻すために農民として生き抜く覚悟です。必ず、福島のお米を皆さんに届け、子や孫にきれいな大地を手渡すまでたたかいます。

福島県農民連
福島農民連産直農協
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