こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「サイレント・ブレス」&「ディア・ペイシェント」

2021-07-16 12:38:29 | 読書

映画化された「いのちの停車場」に続いて、南 杏子さんの小説を2冊、たて続けに読んだ。

フィクションではあるが、描かれている世界は、医師である作者の実体験をモチーフにしたと思われる。

どちらにも作者の解説はないが。

 

とりあげられたテーマはとても重く、描写はリアルであるのに、読み終わったときには、なぜか清々しい気持ちになる。

だから、「いのちの停車場」に続けて、読まずにいられなかった。

 

「ワクチン接種の前夜はよく睡眠をとって・・・」という注意に背き、接種したその晩の在宅時間も最後のページをめくったときには日付が変わっていた。

 

 

作:南 杏子

幻冬舎文庫

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