こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「世界で一番の贈り物」

2018-12-25 23:44:04 | 絵本
クリスマスの夜、手にとりたくなる小さな美しい本です。


1914年。

真っ白く霜が降りたクリスマスの朝

イギリスとドイツの兵士が対峙する戦場の最前線。

兵士達は、武器を置き、束の間の「平和」を創り出した。


謳い、語り、サッカーに興じ、ドイツの将校はイギリスの大佐に言う。


「・・・この戦争を終わらせる方法が解ったよ。

サッカーの試合で、勝負を決めればよい。

サッカーなら、だれも死なずにすむ。親を失う子もない。夫を失う妻もない。」


そして「どちらの軍の兵士も、どんなに平和を願っているかよくわかった」と書いたのが、妻への最後の手紙になった。





マイケル・モーパーゴ 作

評論社
コメント
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