こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

核のない世界への道しるべ

2018-04-28 23:21:58 | 憲法・平和
韓国・板門店の「平和の家」で開催された南北両首脳の会談と、その結実である「完全なる非核化」を盛り込んだ「板門店宣言」。


いろんなところで話題になった。

「歴史的な一歩。涙が出た」と言う人。

「どうせまたパフォーマンスじゃないかと思う」と言う人。


私は前者です。


これまでの経緯、北朝鮮の度重なる核実験や過去に遡れれば、様々な事件。そして、限られた情報の中で知る、その国の様子。

そうしたことから「北朝鮮は、何を考えているのか?何をするか?信用できない」という想いに根拠はあります。


昨年の衆議院選挙の時に、「北朝鮮の脅威」を最大限利用して「国難突破解散」とまで言った安倍首相。

日本共産党と北朝鮮を同列に置いて、批判されることもあり、「全然違います~」と説明に時間をさくこともしばしばでした。


しかし政治体制の違いを超えて、「平和が一番」「平和は武力による威嚇ではなく、対話で創る」という大きな一致が、今回の「宣言」に盛り込まれたことの意義はとても大きいと思うのです。


韓国の民主化運動、世界の核兵器廃絶の運動、それらが大きな流れをつくったのだと感じています。


朝鮮戦争の「完全な非核化」が、核のない世界へと繋がるように。

戦争の歴史にピリオドを。


「どうせパフ―マンス」だとか、「非核化と言っても具体策がない」などと言って傍観するのではなく、「朝鮮半島の非核化から、核のない世界へ」。

そのために、日本の政治のありかたを変えていくことが、私たちの大きな責任だと思う。
コメント
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