こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

失業して収入が途絶えたら、税と保険料の減免申請を

2017-10-02 22:35:31 | つぶやき
健康を害して仕事をやめて3ヶ月。

住民税や保険料が払えない。なにしろ無職無収入ですから。


相談者と一緒に市役所窓口に同行。


まず市民税の減免。

かなりハードルが高い。


「失業してから4か月」で減免対象になりますが、12月が納期の第4期分だけが対象。「12月にまた来てください」とのこと。申請に必要な必要書類の説明を受けました。

「なぜこれが必要?」と疑問もありますが、とりあえず今すぐのことではないので聞き置きます。

それにしても「昨年の収入に基づく市・府民税」を今、納めることは無理。「納税の猶予」の申請をしました。

「失業し、病気療養中、再就職の見込みがたたない」ということで、とりあえず3ヶ月間徴収猶予が認められました。


続いて国保料の減免申請。

こちらは「失業3か月後から」申請ができます。

7月~9月の収入はゼロ。市の条例による「事業の休・廃止、失業等により当該年度の収入が著しく減少」で、約28万円の保険料が減免の適用により7万円余に。

すでに支払った保険料で、おつりがきます。過払いの分は、口座に振り込まれます。


「もう保険料は払わないでいい」と言われたら「保険証が使えなくなるんですか?!」


「いえいえ、大丈夫。年間の保険料を、もう払いずみということです。」と説明。なにしろ、病気で退職されたのですから、保険証がなかったら大変です。


続いて、国民年金保険料の減免申請。


税の減免、徴収猶予、国保料の減免、年金保険料の減免。これら4つの手続きをするのに1時間余。相談者はひとつの窓口に座ったまま、それぞれの担当の職員さんが入れ替わりで対応してくれました。


ワンストップです。「ハイ、あちらへどうぞ」と言われるより、ずいぶん気持ちのいいものだと思いました。


これで、とりあえず安心して、まずは療養、健康回復に専念できます。



税も保険料も「昨年度の所得に基づくもの」。今年度、何かの理由で収入が減れば支払いは困難ですが、減免は、自ら申請しなければなりません。


困ったときにはまずは相談を!
コメント (2)
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