こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

ハルモ二との約束

2015-12-30 22:46:07 | 憲法・平和
12月28日、「慰安婦問題」での日本と韓国の両政府の合意が「日韓外相共同記者発表」という形で明らかにされた。


「日本軍の関与」を認め、「責任を痛感」、内閣総理大臣としての「おあびと反省」などの言葉が本当なら、なぜ日本大使館前の少女像の撤去を条件とするのか。理解できない。

毎週水曜日、欠かすことなく、「慰安婦問題」のシンボル、少女の像の前で声を上げ続ける人たちがいて、ようやく「軍の関与」「責任」「心からのおわびと反省」の言葉が「合意」となったのではないか。



2013年夏、私は、日本軍「慰安婦」被害者の方々が暮らす「ナムヌの家」を訪ねた。

そして、その年の9月、日本を訪れたハルモ二たちに会いに京都の集会に参加した。(そのときのブログ)



写真はソウルの「戦争と女性の人権博物館」におかれた、大使館前の少女像と同じもの、。




平均年齢89歳というハルモ二たちが心から願っているのは、自分達がくぐってきた悲しい歴史を2度と繰りかえさないことだ。

そのためにこそ、心と身体に深く刻まれた傷あとを私達にみせ、語ってくれた。


ハルモ二たちは、日本からやってきた私達の手を握り、何度も何度も「戦争はだめ」と言った。

私たちはいつも、いつまでも「事実」から目をそらさず、何があったのかを知り、次の世代に語り継ぐ。


それがハルモ二たちとの約束。



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