こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

保護司会 更生保護女性会との意見交換会

2014-10-29 22:31:24 | 市政&議会報告
議会基本条例に基づく初めての意見交換会は保護司会、更生保護女性会のみなさんと。


以下は、意見交換会について定めた泉大津市議会基本条例の条文。

市民と議会との関係)
12条 議会は、市民の意見を聴く機会を設けるなど、市民が議会の活動に参画する機会の確保を図り、市民の意思を市政に反映することができるよう努めるものとする。

(意見交換会)
13条 議会は、前条の趣旨に基づき、その一環として課題を共有し、解決に向けて意見集約を図れるよう、市民との意見交換会を開催するものとする。


申し出のあった団体の希望で、日時を設定したため、都合がつかず欠席の議員が6名。参加は10名だった。


保護司会の会長さんから、日頃の活動について悩みも含めて率直な報告があった。

保護司は「法務大臣の委嘱を受けた非常勤の国家公務員」という位置づけだが、活動は無償のボランティア。

「無償」であるだけなく、保護司さん自身の寄付で活動が支えられていることも少なからずある事もお聞きした。


「募金を訴えたら、犯罪を犯した人のために募金などできない。被害者を守るのがあたりまえと言われた」ということも聞かせていただいた。


しかし「我が子は非行とは無縁」と言い切れる親がどれほどいるだろうか。

ふとしたきっかけで我が子が加害者になったり、被害者になったりすることがあるかもしれないと不安を抱きながら子育てをする方が普通だと思う。

犯罪や非行を経験しても、それが人間として成長するきっかけになるかもしれない。


人と言うのは、弱く、そして強いもの。

失敗、過ちから立ち直り、「もう一度生きる」ことを受け入れることができる社会でありたいと思う。

その社会を土台で支える「更生保護」という活動に携わる皆さんの活動に敬意を表し、そして学びたい。

コメント
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