こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

第3回介護保険事業計画推進委員会を傍聴

2014-09-02 21:20:55 | 社会保障
昨日開催の「推進委員会」(正式には「泉大津市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画推進委員会」)は、初めて傍聴席が満席でした。

傍聴の定員6人は、少ないなぁと思います。

会議の冒頭に、前回は認知症対応のグループホームから、今回は小規模特養から、事業者の方が参加。直接、報告してくださいました。

特に、前回の会議での「地域密着型サービスの運営状況」の、「リハビリパンツの使用を廃止し、排泄はトイレで行うことを目標としている」という文書での報告に対し、「入所者の半数以上が要介護4、5方が占めるなかで、無理はないのか」という疑問に対し、きちんと応えてくださいました。「おむつをはずすことが目的ではなく、最後まで排泄はトイレで。そのために一人ひとりの様子を見ながら、声をかけている」と強調されました。

「車椅子は移動の手段」として、食事のときなど、一定時間、座った姿勢を保つ場合は椅子に移動。車椅子と、普通の椅子の「座った姿勢の違い」を写真で見せてくださいました。

ベッドで横になるのは夜の睡眠、または昼間の休憩時で、要介護5であっても「寝たきりの方はいない」ということです。

入所時よりも介護度が下がっている方も少なくないのは、ひとりひとりの健康状態、生活リズムに丁寧に配慮し、気持ちに寄り添った介護によるものではないかと感じました。

「働きかけによって状態が改善する」ことを、本当に喜び、評価できる制度にしていかなければならないはずです。


約3分の1が要介護1、2の方。その、ひとりひとりに「在宅生活を続けられないぞれぞれの事情」があったことを思うと、「これからの入所は原則要介護3以上」としてしまった改悪が、いかに現実を見ない冷たいものであるか。憤りをおぼえます。



明日は、一般質問発言通告締め切り。そして「意見書」の提出期限。

どちらもまだ、これから。特に一般質問は、まだ迷いの最中。
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