こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

何をもって「民意」というのか?

2014-01-02 22:10:34 | つぶやき
新しい年が明け、昨日は「初日の出を見る会」でお会いした皆さんと挨拶を交わし、そのあとは一日、家族とすごしました。

そして今日は、「仕事初め」。まずは、宣伝カーから新年のごあいさつです。
そのあと、事務所で年末に残した事務仕事。思いのほか時間がかかりました。

快調に2014年のスタート・・・と言いたいところでですが、実は大変気分が悪いことがありました。

新聞休刊日で、年賀状の配達もない。空っぽのポストに一枚のビラ。



12月議会の前に「議員定数削減問題」で「2名削減」の主張を掲載した「明日の泉大津を考える会」発行。
見出しは「議員定数2名の削減ならず  民意を軽んずる市議を注視」

「定数2名削減」案に賛成した議員、反対した議員の個人名と所属会派が書かれています。
その下には以下の文章。「このたびの提案は、泉大津市自治会連合会から泉大津市議会議長宛に提出された議員定数2名削減の要望書の趣旨を踏まえたものであり、民意を正確に反映すべき市議会がそれを軽んじ踏みにじったことは明白です。反対議員の今後の動向に注視し、これを正していくために市民の力を結集していかなければなりません」

まず、自治会連合会からの「2名削減」の要望書は「正確に民意を反映したもの」であるのかどうか????
私のもとに、複数の自治会役員の方から「何にも聞いていない」という声が直接寄せられました。「私は自治会員ではないのか?」という怒りの声もありました。私自身も、自治会費を納めている自治会会員です。
会員の声を聴かずに、一部の役員だけの話し合いで「要望書」を提出し、議会の議決がその通りにならなかったら「民意を軽んじ踏みにじったことは明白」とは、何とも乱暴な話です。

市民活動の大原則は「意見の違いがあれば一方の意見を押し付けたり排除したりしない」ことではないでしょうか?
地域コミュニティを支える大切な土台でもある「自治会活動」に、会員の合意形成のプロセスを「軽んじ踏みにじる」ルール破りがあれば、それこそ「市民の力を結集して」正していかなければなりません。

コメント (2)
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